凧をみる武士: 宝引の辰捕者帳

cinos

表題作に雲見番がが登場して、これって亜の先祖？って思ってしまいました。

2019/06/27

真理そら

順不同で読んだこのシリーズもこれで全部読んだことになる。表題作は中編で短編に比べると洒脱さに欠ける気もしたが、お浜さんの切なさを描くためにはこの尺が必要だったのかも。『とんぼ玉異聞』はとんぼ玉についての薀蓄を楽しく読んでいたら思いがけない方向に展開していく。

2018/01/30

一柳すず子

表題作が長くて何やら入り組んでいたけどお浜さんの来し方が切なかったな。九造さんに対してはどういう気持ちだったんだろうか。凧の話はさすがに詳しくて興味深かった。他の三作のほうがうまくまとまって読みやすかったけど、全体にしっとりした情感がたっぷり感じられて面白かったです。

2014/08/09