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ダーティー・ユー

ダーティー・ユー

ダーティー・ユー

作家
高嶋哲夫
出版社
NHK出版
発売日
2000-02-01
ISBN
9784140053393
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ダーティー・ユー / 感想・レビュー

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マリリン

一気に読んだ。うちの学校でも矢吹や新藤のような生徒がいる。伸一もいる。何もかもが現場と重なり、読後感は最悪だった。高嶋さんは「いじめは犯罪なのだ」と記しているが、その通りだと思う。現場で子どもたちを見ていると家庭環境の大切さを痛感する。日本でもユーのように他人の痛みが分かる正義感あふれる人間がもっと増えると良いな。

2012/08/10

鈴と空

いじめは犯罪だ、というのには大賛成。やってることは暴行傷害恐喝脅迫……。アメリカでの生活があるとは言え、中学生がいきなり弁護士を雇うというのは少々驚いたけど、それでも一気に読んだ。いい友達・家族がいるというのも納得だけど、そもそもユーが強いんだろうな。もし自分なら、と考えるととても真似できない。元いじめられっこ(肉体的な暴力なんかはなかったけど)としては自殺に関して担任・岡本の言うことは少々痛い。その言い分も、今となってはわかるけど、渦中に居るとそんなこと考える余裕もなかったりするものなのに…、って。

2010/08/15

June

学校のいじめ問題。 本人にしかわからない痛み。 建前が高すぎて、前に進めない感。 どこかで救えてたのかも… なぜ、救えなかったんだろう…と、 思いが伝わるだけに、辛くなってくる。

2020/05/14

Atsushi Sakakibara

大津のいじめ自殺事件を踏まえて読了。いやな話ではあるけど、いじめを恐喝や暴行傷害などの犯罪とする考え方は納得できるものだった。中学生程度だと、いじめに対して<人権>から理解させるよりも<犯罪者>のレッテルを貼るような<社会罰>による抑止力のほうが即時効果があるかもしれない。ただ、証拠固めは難しいでしょうね。14歳未満のいじめや、暴力を伴わない陰湿ないじめにも対応は困難。証拠固め用の隠し録音装置付きランドセルなんかが売り出されそう。とても重い内容でした。

2012/08/09

terukravitz

図書館本 ★☆☆☆☆

2015/02/05

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