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旅で恋に落ちる瞬間

旅で恋に落ちる瞬間

旅で恋に落ちる瞬間

作家
平松洋子
出版社
NHK出版
発売日
2002-04-01
ISBN
9784140053799
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旅で恋に落ちる瞬間 / 感想・レビュー

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ぶち

平松洋子さんのエッセイにはいつも食欲を刺激されてきましたが、この本では旅欲(?)が掻き立てられました (物欲もね)。これはと思うモノとの出会いには運命を感じるものです。そして、飛行機や新幹線に乗らなくても自分の近くの街にも素敵な出会いがあることを再認識させてくれました。さぁ、恋に落ちることを期待してさっそく出かけてみます。

2018/01/25

リコリス

この表紙のかわいさ♡旅先でこんなかわいい砂糖菓子に出会ったら誰でも恋に落ちてしまう。そんな恋に落ちたものたちが詰まったエッセイに、わかるわかる〜と自分を重ね合わせてしまった。私も香港で蛍のうつわ買いました(笑)食べ物や茶葉はもちろんバターナイフの柔らかな曲線に恋したことも(笑)こんなに広い世界の中でめったに行かない場所で出会ってキュンってときめいたらもう一緒に帰るしかないですよね〜(笑)

2017/07/04

よこたん

ほわほわ可愛い表紙と題名に、恋愛小説?と一瞬思ってしまった。恋のお相手は人ではなく、旅先で出合ってしまった道具、うつわ、布、食品、調味料、お茶など。“訪れたかった場所で、ふわりとさりげなく袖振り合うように縁を結ぶことほど心地のよいものはない。”探して見付かるものではなく、いつも出合いは偶然で。アジアの国々で、ふらりと入った食堂の使い込まれたうつわを、ちゃっかり分けてもらったり、どっしり重い石臼で空港でトラブルになりかけたり。モンゴルの絵入りのお碗を眺めるたびに、羊の煮込みうどんの味が蘇ってくるなんて!

2016/10/19

Tadashi_N

旅先で見つけた、魅力的な食器など。

2016/12/21

ビスケ

平松氏のエッセイをいくつか読んで、素敵なもの、美味しいものに人一倍貪欲な人だと感じていた。友人と「いいもの」を同時に発見したとき、自分が先に手にとってほしいと宣言した、みたいなエピソードが忘れられない。そんな作者が旅先で恋に落ちたものたちは、なんとも言えない味わいがあるものばかり。食べ物屋で使われている食器を気にいれば、どこで売ってるんですか?と聞かずにはいられない平松氏、欲望に正直でいいなあ。

2013/02/20

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