渋谷に里帰り
渋谷に里帰り / 感想・レビュー
あつひめ
坂岡女史の仕事への熱意、すごくわかる気がする。今の時代どんなに男女平等を叫ばれていても裏に回れば「女」というだけで大きな差を感じることもある。今時の若者のような無気力な返事。やる気があるのかないのか。ほどほどってラインを狙っていく男たちも少なくないんだろうな。そんな中での営業ウーマンは異質かもしれない。寿退社という「女」形で去っていくのは、いかがなものかと思ったけど、自分が去って初めて自分の価値をわかってもらえるとなればそういう手もありなのか。幼馴染たちとの再会、新しい恋の予感盛りだくさんで面白かった。
2012/09/04
紫 綺
もぉサイコーに面白い!!山本さんお得意のオシゴト小説。読み終わるのがモッタイないほど。会話のやり取りには、いちいちクスクス笑いを繰り返し、仕事観にはフムフム感心・共感し、小さなラブにはニマニマときめいた。特に椎名のキャラがとっても好き!!こんな子供じみてユーモアのある上司に憧れるなぁ♪映像化するなら古田新太に演じて欲しいものだ。たいへん満足な一冊だった。
2011/07/28
佐伯
久しぶりに読破!! なんか、自分が今までに読んだ本とはこれまた違ったポップ?な感じでとっても読みやすかったです^^ 最初、主人公がロボットだのいろいろつっこまれるところとか、主人公が酔って先輩に熱い話をしたりとかーー本当に楽しく読めました!! 最後の場面本当好き♪ 何度も読み返したい本です! ありがとうございます!!!
2016/05/03
ゆみねこ
食品会社のさえない営業マン「峰崎稔」は、退職するベテランの女性営業坂岡さんのあとを引き継ぎ渋谷エリアの仕事を請け負うことに。稔が今まで頑なに避けて来た渋谷で出あう色々なお店や人物。故郷渋谷に対する思いとともに稔の成長する姿。凸凹のあの人のちらっと登場もよかった。2年ちょっと住んだことのある町なので、ちょっと懐かしく読了。山本さん、好きだわ~。
2013/04/27
ユザキ部長
少し物足りなさがあり残念。ですが相変わらずの山本幸久さんワールドです。食品会社の営業マンお仕事小説です。話中に営業とは?受注、見積、納品をするだけではなく顧客のお得感を如何にプレゼンできるか?こういった商品をだすとこの様になりませんか?といったアプローチはでっちあげでも関心を寄せる事ツカム事というのがありました。大変興味深いです。
2013/05/16
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