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江 上: 姫たちの戦国

江 上: 姫たちの戦国

江 上: 姫たちの戦国

作家
田渕久美子
出版社
NHK出版
発売日
2009-10-01
ISBN
9784140055700
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江 上: 姫たちの戦国 / 感想・レビュー

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ALATA

敵味方は明日にも転じる戦国時代、三英傑が時代を動かす。命のやり取りに明け暮れる男の戦いと生きることに光を見い出す女の戦いが鮮やかに描かれ面白い。茶々、初、江は華やかなもの、未来につながる何かを求めて息苦しい戦国時代を駆けめぐる。本能寺、清須会議、九州征伐、朝鮮出兵、そして一の姫の輿入れと残酷な歯車がカタリ、コトリと動き始める…次巻へ★4※「男に生まれれば良き武将となったやも知れぬ」と信長に言わしめる江。この物怖じしない天真爛漫な性格がうらやましい

2023/03/19

紅香@本購入まであと9冊

武家、公家、寺家。この世には3つの勢力がある。時代を経ても、名は変わっても決してなくならない、人の自由を囲う何か。戦は権力は男たちのもの。。戦国の世で生きる女たちの発露が江ならば、こんなに胸のすくことはない。移り行く栄光。その光を浴びた豪傑な荒々しい生き方を間近で受け止めた姫たちの生きざまがとても親しく共感できる。まさに女性目線。納得いく物語の流れでとても分かりやすい。『女子の戦とは本日、只今を生きることにございます。』 下巻へ。

2016/03/30

あつひめ

時代は戦国時代だけれど、気持ちは現代人に近い雰囲気で描かれているような気がした。今までにも随分と秀吉とねねの関係は歴史小説やドラマで観てきたけれど、今回も太っ腹なねねの掌でちょこまか動き回る「猿」。ねねだけが知る秀吉、茶々だけが感じる秀吉を上巻では匂わした感じ?江の物怖じしない、何にでも興味を示すお転婆娘キャラは篤姫に似た部分も見え隠れ。でも、今まで歴史小説が苦手だった人には、入りやすい作品のような気がする。上巻はそれぞれのキャラ紹介も含んでいると思うので下巻が楽しみです。

2010/10/01

くまんちゅ

政略結婚や、身内を養子にさしだしたりと天下を取るため、そして主君のためにとさまざまな方策をとる男たち。そしてその男たちに翻弄される女たち。戦国の世の中の混乱期に生きる男と女の人生模様が描かれる。信長や秀吉といった時の頂点に立つ人物に江がずけずけと自分の思いをぶつけていくのは、そこまで言って大丈夫なのかと思ってしまう。あれが男なら即刻打ち首じゃないかなぁ。信長の姪だから許されてるのか。

2011/05/10

ベガ@あやめ

これもうちの部長のオススメ本。大河ドラマは見てなくて、正直「江ってだれ?」とか思ってた。でも、結構有名な人たちと会ってるんだなぁ。まさかガラシャまで出てくるとは思わなかった。まっすぐな生き方をしている江はちょっとうらやましい。うちの後輩に似てると思った笑

2015/10/30

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