青天を衝け 四 (4)
青天を衝け 四 (4) / 感想・レビュー
どぶねずみ
大河ドラマのノベライズ最終話。映像では渋沢栄一の最後30年ほどがずいぶん急展開だったので、本書でじっくりお復習できた。多くの企業に携わってきたけど、これらは全て皆が暮らしやすい世の中を作っていくため。一人でできることでなくても、多くの気配りや思いやりのできる人のところには必ず人が集まり、力を合わせると大きな成果が得られるということを学べる1冊になった。必死に戦争を回避しようと親身になって考え、行動し続けた彼がノーベル平和賞受賞候補だったことも納得できる。私自身も少しでも社会に貢献できる行動を見習いたい。
2022/02/01
Book Lover Mr.Garakuta
【速読】【小林書店さんで、購読】:官から民へ。渋沢栄一の波乱万丈実業家人生に幕が下りる。何処からこの様な活動力が湧いてくるのかと思う。ドラマと合わせて、珠玉の感動物の作品だった。
2021/11/30
カッパ
渋沢栄一が今生きていたら、コロナから国をどう守るのだろう。 「仕事はいくらでも辞めることができるが、人間としての務めは、終生辞めることはできないからね」「ものの道理だけは踏み外すなよ」必ず真心が必要なんだ。何か迷ったら……「必ず、その胸に聞いてみるんだぞ」それが正しいのかを 経済も政治も、人の道だけは忘れてはならなかったんだ。欲望や臆病心という熱病に負けてはならない。相手をきちんと知ろうとする心があれば、無益な憎しみ合いや悲劇は免れるんだ。
2022/02/02
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