NHKブックス別巻 思想地図 vol.4 特集・想像力 (NHKブックス 別巻)
NHKブックス別巻 思想地図 vol.4 特集・想像力 (NHKブックス 別巻) / 感想・レビュー
カザリ
これは、、、とにかく多くの人にわかるような話法でなければ、伝わらず、伝わらなければ、コミュニケーションの意味がないという意味において、はっとさせられた本。。要するに、意味がわからなかったという。。
2017/08/06
yamikin
仲正、宮台対談、宮崎対談除いて面白くない。理由は明白。他が文学的で分量の割に内容が薄いから。ひたすら表現力勝負になっている。単に自分の性向の問題なのだろうか。いや、もっと訴えかけるようにして論理を構築できるはずだ。だってvol.2の出来は良かったわけだし。思想ってこんなだったっけという印象。まさかこれが「想像力」?
2009/12/07
マープル
やっと完読。東・宮台の子育て談義が意外と面白い。が、やはり都市(特に東京)生活を2世代・3世代と次いできた知識人・文化人の感覚と、同じく都市圏であるファスト風土的な郊外ヤンキーの心情にはある種の共通性があるのだなあと思った一方、農村共同体的な空気の色濃く残る田舎育ちの自分では、やはりかなり距離があるな、と。
2010/01/10
午後
黒瀬陽平の「新しい『風景』の誕生 セカイ系物語と常念定型」の中の、「いたる絵」の顔の分析と、東浩紀・宮台真司の対談「父として考える」が面白かった。
2022/09/28
takizawa
全ての座談会に参加している東浩紀がかなり鋭く切り込んでいて面白い話を引き出している感あり。グローバリゼーションが進むなか必要なのは「近くの他者への寛容」(p.363)。これにはナショナリズムに陥るという批判があるが「無限の他者への寛容」のほうがテロリズムも許容してしまう点で危い。『1Q84』は母なる存在により全人格的承認を獲得する点でゼロ年代からは非難の対象となった。今は,共同体内での力学的位置に過ぎない「断片的人格」の混在を前提にしないとうまく事態を説明できない(宇野論文参照)。
2010/02/19
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