ねむりひめ
ねむりひめ / 感想・レビュー
やすらぎ
ある世界だけ100年も時が止まったら。…眠り続けるお姫様。別の世界は進む。闇に包まれる城。立ち向かう者。そこに現れた王子様。わたしはあなたを待っていました。…人を想う時間は果てしなく、燃え上がる恋は時間という距離も埋めてしまうのでしょうか。心が冷めてしまっては待っていても理想の人は現れない。100年も愛の炎が消えないなんて素敵なお話。…あなたのために。双方にその気持ちがあれば、出会った後も永遠に愛は続く。花は咲いた直後が一番美しいという。蕾の時が一番見つめられる。花は散りまた花は咲く。眠る時間も大切です。
2021/08/14
つくよみ
図書館本:人々に愛され、多くの祝福のまじないを受けて産まれたお姫様。ところが占い師の呪いを受け、15歳の時に100年の眠りにつくことを予言されてしまう・・・と言うお話。100年後、危険を顧みずやってきた王子によって姫は救われ、2人は幸せに暮らしました。と言う黄金パターン。占い師は、姫に本当に相応しい相手(王子)が100年後にしか産まれない為、2人を会わせるために、100年の時を止める呪い(実は祝福だった)をかけたのかも?と思ってしまった。ざっくりとした絵ながら、妙に姫が可愛らしく見える作品。かえる探しも♪
2014/03/30
❁かな❁
荒井良二さんの絵やお話がツボなのでこちらの作品も読んでみました★めちゃくちゃ可愛いです♪有名な『ねむり姫』のお話が荒井さんの手にかかるとキュートです♪シンプルでどのページもとっても可愛くて何度も見てしまいます♡ねむりひめ、とっても可愛くて、王子さまも可愛くてかっこいいです!最初のシーンに出てきたカエルさんが全ページではないですが、よく見るとそっと少し離れたところから見守ってくれていてすごく可愛いです♡親子で読むなら、お子さんと一緒にカエルさん探しを楽しめますね♪とてもお似合いの二人で微笑ましかったです♡
2014/03/14
masa@レビューお休み中
ある国の王さまとお妃さまの間に生まれたかわいいかわいい女の子のお姫さま。王さまも、お妃さまも、うれしくてお祝いの会を開きます。ところが、呼ばれていなかった占い師が現れて呪いをかけてしまうのです。時は経ち、姫は美しい女性へと成長しますが、呪いにより100年の眠りについてしまうのです。『眠れる森の美女』は別名『茨姫』と呼ばれている理由が、物語を読んでようやく理解できました。お城が茨に覆いつくされてしまうからなんですね。気になるので、他の作家さんが書かれた『眠れる森の美女』も読んで比べてみようと思います。
2013/08/06
Willie the Wildcat
愛憎。「可愛さ余って憎さ百倍」とも言う・・・。乗り越えるのも愛情。100年の眠りに”軽減”できた?!のも、もしかすると、13人目の占い師の”加減”かもしれないなぁ・・・。絵は、クレヨンをベースにしたスクラッチかな・・・。王子の眼が印象的。特に、藪を抜けるところ。これも愛情。
2014/01/25
感想・レビューをもっと見る