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おじいさんは山へ金儲けに

おじいさんは山へ金儲けに

おじいさんは山へ金儲けに

作家
村上龍
山崎元
北野 一
はまのゆか
出版社
NHK出版
発売日
2001-08-25
ISBN
9784140806296
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おじいさんは山へ金儲けに / 感想・レビュー

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月讀命

昔話を現代風にアレンジし、金儲けには投資という観点で面白く描いた作品。貧乏でも正直に生きていけば最後にはハッピイエンド、貪り続ける悪徳ジジーは地獄に落ちる。これ、日本の昔話の常識。しかし、最近はその常識が通用しない様である。頭を使って法律の抜け穴を探し、グレーな世界で貪り続けるものが得をする。バレナケレバ何でもOKという政治家や富裕層が溢れている。悪さをしなければ、富も地位も名誉も(女も)掴めないのが今の社会であるといっても過言でないと思う。清く正しく美しくコツコツ生きる者が報われる社会であってほしい。 

2016/04/25

しあん

久しぶりに読んだリュームラカミ。タイトルからして、投資を推奨する内容かと思いましたが、そうではなく、昔話を村上龍が改変し、専門家が投資のリスクだとかを解説していくもので、昔話が毒々しくてなかなかでした。舌切り雀のおじいさんは、おばあさんにDVを受けて死にかけ、雀にもらうつづらは小を選ぶと両方差し上げると言われ、開けたら大きいつづらにはおばあさんの死体が詰め込まれてた…という。かちかち山も宇宙からの侵略者が出てきて面白かったです。

2019/03/31

Yoshitomo Kurokawa

昔話をアレンジして投資とは何か説明してくれる本。1話からアレンジされすぎていて、タイトル負けしているなと思いました。子ども向けか?にしては残酷だし、理解力が足らないのかイマイチぴんと来ず。新しく童話をつくればよかったのに。

2014/12/21

Hiroki Nishizumi

うーん、例えの昔話がつまらない。本編も大して良くない。評価としてはバツ。表題の勝利だな・・・

2015/05/31

鳥義賊

うーん、タイトルと表紙はキャッチーだけど、別に寓話っぽくする必要はなかったのでは? 企画倒れ?

2014/12/24

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