だまされないために、わたしは経済を学んだ―村上龍Weekly Report
だまされないために、わたしは経済を学んだ―村上龍Weekly Report / 感想・レビュー
爽
初めて読んだ経済についての本。ほぼ知らないことで占められているといってもいいくらいなので、先に入門書を読むべきだったかと思ったけれど、そういうことが気にならないくらい興味深いだった。今の自分ではどこが正かの判断がつかないが、見方のひとつとして心に留めておこう。自分がもっと学べば、もっと深みの増す学問であるような気がする。
2013/05/07
CCC
タイトルで経済の話に絞ってるのかなと思ってたらそうでもなくて、経済を主とした社会問題についてのエッセイといった感じだった。時代は十年以上昔。意見自体は面白いものも多く、また、借り物っぽくもないので、そこは良かったのだけれど、視点が悪い意味でブレないというか、ある種の前提条件を無条件に信じていてそれを元に意見を展開している、そんな気配もあって、ところどころで首を捻りたくなった。まあ、すべてにおいて同意出来る本なんてのはそうないだろうし、要求が過ぎているのかもしれない。
2012/12/15
呑司 ゛クリケット“苅岡
20年前の本だから、その頃の騙しはどんなモノだったのだろうと思い手に取った本だったが、そんな内容は無くてメルマガを題材にエッセイにしたモノらしい。今も変わらずに無知をターゲットにした詐欺事件や政治屋と官僚が国民を騙すことは盛んだ。ユーロ圏の文化、実感出来る経済、明るさクオリティ、おみくじ、地域通貨と興味のままに書いているがヒントは多い。「13歳からのハローワーク」に繋がるような内容だと思う。
2024/01/29
小太郎
なんてこたない、メルマガを纏めただけの本。こんなんで金貰えると思うとひどい。 中田英寿や坂本龍一は、サッカーや音楽という投資対象を見つけ、それに継続投資を続けてきた。それを才能と呼んでもよいのでは。未来への希望がない、という時に、投資対象が見つからないだけだ、という風に考えると問題をシンプルにできるのではないか。 俺が親父を殴らなかったのは、小さい頃にキャッチボールしたり、そういった信頼関係があったから。思いとどまる。 誰がなんと言おうとあの女性が一番美人だと思う、という態度を大事にしたい。
2016/07/18
rubix56
-p37
2014/07/29
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