KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

言葉の力を贈りたい

言葉の力を贈りたい

言葉の力を贈りたい

作家
ねじめ正一
出版社
NHK出版
発売日
2002-08-30
ISBN
9784140807132
amazonで購入する

言葉の力を贈りたい / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ゆーや

2013年22冊目。 著者のねじめ正一さんが、お気に入りの詩を紹介していく本。 詩心がない自分には、 「ここの部分、こんな気持ちになりませんか?」という解説を読んでも、 やや置いていかれている感を感じた。 「詩は無理に意味を持たせるものではない」 といった論調は強く感じた。 色んなものからメッセージをくみ取るのが好きな自分には、 詩は向いていないのかな〜なんて思ったり・・・

2013/02/15

峯 大貴

詩というのは国語の教科書だけー。何言ってるのかわからん!ってゆーのがほとんどだろう。筆者は「あーちゃん」などで有名な詩人であるが、詩人目線で詩の読み方講座をするのではなく、極めて自然に「ほら、このことばきれいでしょう?」や「この詩書いたひとはこんな人なんだよ」とか読んでる私たちにぼんやりとした興味を沸かせてくれる。谷川俊太郎、中原中也などの代表的詩人から、中島みゆき、宮沢和史(THE BOOM)など音楽の「詞人」まで目の付けどころが多様。詩が大好きな優しいおじさんが「これ読んでみー」と薦めてくれる優しい本

2011/03/08

呑司 ゛クリケット“苅岡

言葉の力を常に感じながら過ごしているが、特に詩を読むことはあまり無い。詩には実践したり、再現したりする方法が見つからないことが多いからだ。だが、この著作には各々の作家が、こう言っていると思わない?と次からの動きが取れるように思う。普段触れる多くの著作が、より多くの言葉をより多くを集めて整理して味付けしたモノだとすれば、詩は多くの言葉から抽出されたオブジェであり、塊であると著者は教えてくれる。必要なのは自身が詩のための時間を持つことが出来るかどうかであると気付いた。

2022/06/16

感想・レビューをもっと見る