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捨てるvs拾う: 私の肯定的条件と否定的条件

捨てるvs拾う: 私の肯定的条件と否定的条件

捨てるvs拾う: 私の肯定的条件と否定的条件

作家
横尾忠則
出版社
NHK出版
発売日
2003-01-01
ISBN
9784140807415
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捨てるvs拾う: 私の肯定的条件と否定的条件 / 感想・レビュー

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Roy

★★★★☆  「肯定的条件と否定的条件」横尾忠則にとってそんな事はどうでもいい事なのだ。それもその筈、本人は遊び感覚でダリに倣ったと言っている。でも案外真面目。傲慢のようで謙虚だったり、矛盾しているのだが一貫していたり、はぐらかしつつも読者を翻弄する。一つ貫き通しているのは、芸術に於いて目で「視る」ものが絶対だということ。論理さえも凝視によって生まれるらしい。どうだろ、

2009/04/23

MO

アマの評価が低かったので期待してなかったけど、至言の数々。確かに横尾さんの本を読んで無かったり、スピリチュアルとアートに傾倒してないと理解が至難かも。 「ピカソはアフリカやオセアニアの彫刻から霊性を受けたが、どうしてこれらを創った先住民の霊感の源泉に興味を持たなかったのだろう」「見る事全身を眼にして、対象を穴があくほど見る。考えるはすでに見る事の中に内蔵されているのだ。なのに、人はどうして見ることに不真面目なのだろう。宇宙の眼は、考えによって得られるものではないのだ」

2021/11/04

保山ひャン

横尾忠則が、自分にとっての肯定的条件と否定的条件を大量にリストアップ。絵金より芳年、論理より感性、失敗作品より未完成作品、モンドリアンよりカンディンスキー、といった価値観にまじって、棚ぼたより七夕、焼鯛より鯛焼のような言葉遊びもまじる。興味深いのは、食べ物についての意見で、パンケーキよりホットケーキ、豆腐より高野豆腐、肉まんより豚まん、オードブルよりデザート、そばよりうどん、納豆より甘納豆など。こしあんよりつぶあんの項では、池田満寿夫とあわやつかみ合いになりかけたとか。ところどころで関西の血が燃える。

2016/05/03

sunday_wonder

横尾忠則氏の感覚を垣間みられる一冊。2つの要素がランダムに並べられてるのが面白い。ぱっと本を開いて目に入った対比を見る、 そんな読み方で楽しめます。自分はどっちだろう、と考えるのも楽し。

2008/02/17

コキア

ダリの二項対立の真似だって。面白ッ!   「肯定的条件vs否定的条件」   自分にとっての対義語を書き出すことによって自己発見につながる。 深い、、、冷静になれる、、 自身のコメントの必要性は感じないと断ってはいるが、 これがなかなかツボに入る。 「摩訶不思議vs精神世界」 理屈の世界の追求はいいから謎は謎のままでいいじゃない。 に、全ては尽きる。様な気がする(わたし的に) もっと抜粋したい!

2021/03/18

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