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マヤ (NHKスペシャル 失われた文明)

マヤ (NHKスペシャル 失われた文明)

マヤ (NHKスペシャル 失われた文明)

作家
恩田陸
NHK「失われた文明」プロジェクト
出版社
NHK出版
発売日
2007-06-01
ISBN
9784140812389
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マヤ (NHKスペシャル 失われた文明) / 感想・レビュー

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やま

NHKスペシャル 失われた文明 マヤ。2007.06発行。字の大きさは…小。マヤ文明の繁栄は、分散した都市国家間で、必要な物を奪い合うことなく交易によって入手できたネットワークに有ると思われます。またマヤ文明は、一度として統一されることなく、多様な都市国家に分散したまま2000年にわたり繁栄を持続させることが出来ました。多様性を持っていたことが、マヤ文明の最大の強みです。ジャングルという環境に見事に適応し、水と食料の確保を成し遂げて栄えましたが。終焉は、スペイン人による殺戮と伝染病によって終わりました。

2020/02/17

ヴェネツィア

恩田陸さんとNHK取材班によるマヤ文明プロジェクト。まずは写真が素晴らしい。グアテマラのティカルやメキシコのチチェン・イツァはとりわけ。そして、大河もないジャングルに2000年にもわたって栄えた不思議な文明。鉄も車輪もなく、使役する家畜もなく。ぜひとも行ってみたい。

2012/05/31

pico

密林に生まれたマヤ文明。様々な都市が共存し、人智を尽くした(漆喰などによる脅威の水利用システムなど)多様性に満ち満ちた世界。ああ、それにしても、生贄のことを思うと言葉を失います。水路がめぐらされた塔のある失われた文明。恩田さんは『メガロマニア』で、新たな物語を作ると書いてらして、もしかしたら、『きのうの世界』はそのひとつなのかな?と思いました。

2009/07/29

まっきー☆

図書館本。既に返却期限オーバーの為、恩田さんの部分を飛ばし読みし、あとは写真を見て気になるワードをみつけた時だけ読む。こうやってインカとマヤを比べてみると、私にとってはインカのほうが興味深いな・・・もちろん、マヤも興味深いが、建造物のフォルムでいうとインカの建造物のほうが好み。笑 マヤの遺跡は、ちょっとだけ東南アジア(カンボジア付近)の遺跡群を彷彿とさせるものがある。木の根っこによって浸食された石像とか?マヤ文字も気になる。解読できたら、どれだけ面白いか・・・やはり私は歩む道を間違えたな。笑

2020/10/07

アキ

恩田さんに、本書の話しが回ってきたのもNHKのプロデューサーが「上と外」を読んでこの企画に推薦したくれたのだそうだ。素晴らしい巡り合せです♪「上と外」はマヤ文明の遺跡を舞台にした冒険譚。本書を読みながら、自分が想像した景色と同じ景色が写真の中にあるのですよ。苦手だったマヤが、わかり易く面白く綴られています。恩田さんのエッセイ。実に楽しく読ませて頂きました。

2009/06/30

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