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鉄板病

鉄板病

鉄板病

作家
おちまさと
出版社
NHK出版
発売日
2007-09-01
ISBN
9784140812525
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鉄板病 / 感想・レビュー

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デビっちん

再読。鉄板病を別の言葉で表すならば、流される生き方と言えるような気がしました。

2019/05/05

デビっちん

再読。「鉄板」という言葉を耳にすることは以前よりも少なくなった気がします。しかし、耳にしないだけで、多くの人は鉄板ばかりを選択していることが多いです。これは鉄板病が確実に進行しているからだと言えちゃいますね。その背景を考えてみると、情報が簡単に手に入るようになり、自分で考えることが少なくなってきたからではないでしょうか。本を読むことも今では少数派になりつつあるかもしれませんが、そんなときこそ右向け左の精神で多数派にはない存在を目指したいと思います。少数派だって、それで楽しければいいじゃないか!

2016/12/23

デビっちん

再読。失敗したくない、考えることは面倒くさいので放棄、そう思うから鉄板ネタを選択しがちです。鉄板なモノを選択したからといって100戦100勝になることはあり得ません。「○○しなければならない、○○しとけばいい」ではなく「○○してもいい」というどっちもありなグレーゾーンにとどまり続けるのが非鉄板病の考え方です。鉄板もありだけど挑戦もあり、どっちもアリでいいんです。「右向け左!」鉄板病が蔓延する世の中だからこそ、逆張りの選択が差別化や面白みにつながるのです。いつもと違った選択をどこでしてみよう?

2016/06/05

デビっちん

鉄板とは鉄の板のこと。その堅さから転じて、手堅い、ハズレがない、間違いがないこと。失敗することが許されない状況では、手堅く間違いない鉄板は正しい選択肢です。しかし、選択肢がそれだけになってしまい、「鉄板」でいることが正しいと思い込み、鉄板なモノだけを過度に欲することを鉄板病と呼び著者は警笛を鳴らしています。板病が蔓延すると、周囲を巻き込み社会的合併症をまで引き起こす恐れがあります。本書はそんな鉄板病に陥っていないかの判断やその治療と予防法を教えてくれます。常に多数派、失敗を恐れていませんか?

2016/03/13

wishmountain

googlに代表される検索エンジンの普及以降、簡単に答え(らしきモノ)に辿りつける状況になったので、世の中の考える力が衰えてきているのではないか。印象や宣伝といった表層的な情報にまんまと引っかかり、自分だけが損することは絶対に避けたいが他人を出し抜くほどの知恵と根性を持ち合わせないフツーの日本人。いわば一億白痴化を促したのはTVだけれど、その中でも白痴化大作戦に最も加担したと思われるおち まさとが警鐘を鳴らすと言う歪な構造の本。……まぁ、その警鐘自体も口当たりのよいイメージに包まれた"鉄板"のモノなので本

2008/05/27

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