マイクロトレンド: 世の中を動かす1%の人びと
マイクロトレンド: 世の中を動かす1%の人びと / 感想・レビュー
Takahashi
個人主義やグローバル化で流行が多様化する状況を「スターバックス型経済」と評し、今までにないマイノリティに焦点を当てた面白い本。特に教育関係はすごくて「自分の子供の成績が悪いのは学力が低いのではなく障害があるからだと診察に行かせ」たり「精神的肉体的に成長させて、クラスで一番にさせたいが為に幼稚園を"浪人"させ」る親の例には思わず苦笑いであった。それでも肉体労働をしない情報化社会が高齢者労働の推進に駆っていることや、眠らない社会が飲料の消費量を四半世紀で年100リットルも増やしたという内容はためになった。
2015/09/12
星空の挑戦者
人生のあらゆる場面でかつてない幅広い選択肢のなかで自由に選ぶことができるようになった。未婚女性の増加、クーガー(年上女性年下男性カップル)、通い婚、ネット婚、高齢パパ、マックパパ、子代わりペット、働く定年退職者、超(長)距離通勤、自宅労働者、大学中退、高校生起業家、質素な富裕層、破産する中流・・・新しく生まれている直感では捉えられないトレンドは調査・統計を用いて明確にする。フラット化の影響もあるだろうが、小さな動きが世界を大きく変えることもありうる。それは資本主義経済の行く末なのだろうか。
2010/11/01
高光浩二
企業じゃ無理だが、個人でこの1%のシェアを独占出来たら良い生活ができるだろうな〜。
2014/05/26
Minamihama
少し古い情報だが、その本質の考え方は面白かった。
2019/07/10
hatagi59
本書ではてんでばらばらで、極めて個性的なグループのトレンドであるマイクロトレンドについて、色々な事例を紹介してくれる。うん。なかなか面白い。 メガトレンド、なくなることはないだろうけど、大分減るだろうな。これだけ情報が溢れて、自分がやっている事、トレンドに共感してくれるのが随分と簡単になった世界ではメガトレンドなんて、大して気にする必要もないもんね。
2013/10/31
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