まだ見ぬ中国
まだ見ぬ中国 / 感想・レビュー
青葉
写真付きの日記のような作品。著者は本作で何度も、豊かな自然と共に暮らす貧しい人々に思いを巡らせている。自然と人との絆というテーマはありふれているのだけど、なんだか力強さがなく不思議な本だと感じた。検索してみると、この本の出版後1年ほどで著者は他界したそうだ。その途端彼の文章に現れている不思議な眼差しに納得がいった。
2019/06/30
もずく
136冊目。図書館本。写真家の著者の、被写体の捉え方、中国という国の捉え方が素晴らしい。人として、自然として個々の存在と向き合ってる。でも、それを被写体として写真を撮ってる、という事自体は、貧富の差からなる営みなんだよな、皮肉だなぁ。
2016/06/13
メルセ・ひすい
10. 青39 やはり、漢民族による差別が・・・ グーグル頑張れ! 大国の持つ底知れぬ強さ、多様さの美、忘れかけていた人知の深み、そして、見ることは見られることであるということ。卓抜した感覚の写真家による、20年に渡る中国の撮影行の記録。100点の写真と24篇の文章を収録
2008/10/15
37.5℃
写真集。 一昔前の中国だった
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