いのちの中にある地球
いのちの中にある地球 / 感想・レビュー
アルプスの空♪
すばらしいメッセージをありがとう~今日のNHKの番組を見ながら読みましたが、「今を生きる」から一歩踏み出した答えが見つかります。この本を読むと、又違った「獣の奏者」「孤笛のかなた」のメッセージが見えてきそうな気がしました。
2010/10/11
Francis
14年間も積読していた本。内容としては環境保護運動に携わる人が書いた本らしい本。刊行から14年経過しているが、地球環境危機はますます進行している。私の大学在学時代から似た内容の本が多数出版され、世のなかに警告を与え続けていたけれど、環境危機にブレーキを掛ける事は出来ないままますます事態は悪化していく一方のように思える。やはり人間と言うのは都合の悪い事実から目をそむけたがる生き物なのだろうか。もっとも再生エネルギーの発展は予想以上に速いなど明るい兆しもあるので絶望してはいけないと思う。
2024/02/05
シロクマとーちゃん
地球の水も空気も元素も私たちと分けることはできない。地球をよごすことは私たち自身をよごすことだ。著者デービッド・スズキはカナダ人なら誰でも知っているサイエンスコミュニケーターだ。科学者でありながら、科学にかたよることなく、科学と人間の将来を見据えている。カナダの先住民たちの知恵を受け入れたスズキは普通の科学者とはちがう、より、人間性に根ざした地球の捉え方、そして、科学の使い方を教えてくれる。
2016/11/28
アキちゃん
成長それ自体は、あるシステムにおけるひとつの状態。大事なのは成長そのものではなく、どういう状況の中で成長が生じているかだ。昔の人人は自分が生まれ育った世界をそのままに、あるいはより豊かなものとして後世に残すことが義務だと考えていた。動植物や微生物の織りなす壮大なつづれ織り-それなしには、わたしたちは生きることはできない。もって生まれた人間としての可能性を充分に開花させるためには愛が必要。読んでよかった。この気持ちを忘れないようにしよう
2018/07/14
cracra
100年後の世代のことを考えて行動すればいいんだって、改めて思った。こんな当たり前のことを忘れてなければ、原発なんて存在しなかったのにね。
2011/04/15
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