自殺者三万人を救え! “命"みんなで守る社会戦略
自殺者三万人を救え! “命"みんなで守る社会戦略 / 感想・レビュー
てくてく
うつ病発症時に自殺を考えたこともある貂々さんの「ツレ」さんのエッセイに始まり、親しい人を自殺で失った人、自殺を考えた事のある人からのメッセージ、自殺予防のための支援制度などが簡潔に紹介されている。交通事故の被害者と自殺者を取り上げ、前者に大使では同情を、後者に対しては自己責任として何故助けなければならないのかと思ってしまう人々について触れているくだりが印象に残った。
2014/04/03
ひろか
最近NHKは自殺問題、精神保健の問題に積極的なように感じる。
2011/03/06
チェリ
うつ病の医学的治療や薬の説明といった鳥瞰的な本ではない。当事者の声、患者・障がい者本位の支援、また地域での取り組みについて書かれている。
2011/07/13
こしぇっと
被虐待者の話がないどころか、自殺の原因として家庭環境の問題が存在することにすら触れられていないのはまさに手落ち。複数の著者による本だが、生=善、死=悪、という前提がすべての著者の背後にあるように思えた。生きることが正義だという主義主張は、死者に対してこの上なく失礼だ。
2017/12/05
ユエ
てんてんさん、望月さん、澤登さんのおはなしから一般の人の様々な意見体験談までは良かったのですが、途中からなんだか真実身がなくなってきて飛ばし読み。
2012/06/11
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