Q わたしの思考探究(1)
Q わたしの思考探究(1) / 感想・レビュー
紅香@本購入まであと9冊
『数多ある人生の謎。解き明かす鍵は問うことと対話すること。そして考えること』自分とは。言葉とは。働く意義とは。なぜ戦争がなくならないのか。恋愛とは。哲学的に考えるとは。6つの疑問を投げかけるゲストと賢者が答える対話式。。中でもやっぱり恋愛の項目に注目。愛と欲望の線引きが明確に分かってスッキリした。『誰かにとって、かけがえのない取り替えのきかない人』他にも納得できることが沢山。一度何かを深く考え、ひとつひとつ整理していくのも気持ちがいい。しばらく哲学にハマりそう?
2018/08/31
あるひ
「軽く読めそう」って図書館で手にした本。NHK教育テレビの番組を書籍化したもので各分野の専門家の視点がなるほどーっておもしろい。なんだけど~、オレンジ色に白抜き文字とか本文の文字が薄いとか、視覚的には読みにくかった。結果ナナメ読み。デザイン重要。(老眼オバちゃまのボヤキ)
2023/04/01
琴音
読みやすく、深い部分に触れている内容で良書だったと思います。形容詞は比較でものを語る、というのになるほどと思い、民主主義・武装解除・教育だけでは平和にはならないことに衝撃を受け、働くことは『傍楽』といって周りの人を楽にするという意味があったことが心に響きました。考えることは奥深い。
2012/03/11
PANDAMON
自分とは、なぜ戦争はなくならないのか、言葉とは、働く意義とは、恋愛とは、哲学的に考えるとは…暇潰しにと手に取った本だったけれど、興味深い内容だった。サラッと分かりやすく思考を促してくれる一冊。
2017/09/02
すうさん
さすがNHK出版。とても身近なテーマを深く掘り下げつつわかりやすく解説している。「尋ね人」とそれにこたえる「賢者」がいいバランスで対話している。人間は色々なことで悩む。結論を出せる人も、そのままの人もいる。でも哲学の基本は「考え続けること」だと思う。判断基準も状況も環境もどんどん変わっていく中で、たった一つの真実なんて見つけるのは至難だ。本書で哲学のテーマに沿った著書を紹介しているが、これがいい本ぞろい。手に取ってじっくり読んでみたいと思ったが、それで私も結論のない哲学の罠にはまってしまうのかもしれない。
2018/08/21
感想・レビューをもっと見る