ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか
ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか / 感想・レビュー
ehirano1
「賛成する人のほとんどいない、大切な真実とは?」を読了した今もずっと考え続けています。本書が当方の大切な何かを刺激していることは間違いなさそうなのですが・・・・・先ずはもう一回読んで整理してみようと思います。
2017/01/04
KAZOO
スタンフォード大学での起業論の講義をまとめたもののようです。様々なアメリカにおける創業者たちの成功例をうまく説明してくれています。やはり実例が多いので説得力があります。特に最後の「創業者たちのパラドックス」が非常に興味深いものでした。
2016/09/11
ひろき@巨人の肩
未来を変えるための哲学書。未来が特別なのは「まだ訪れていない」からではなく「世界が今と違う姿になっている」から。未来を作るツールがビジネス。ビジネスに同じ瞬間は二度とない。未来を作るには「賛成する人のほどんどいない、隠された真実」を探す。自然が語らない真実は何か?人が語らない真実は何か?実際に、資本主義の原動力は、完全競争市場ではなくクリエイティブな独占企業。起業の瞬間は本当に一度だけ。すべての始まりである発明に対してオープンな姿勢を永続的に貫くルールを作る。
2021/12/11
Kawai Hideki
ペイパル創業者で、FaceBookの最初の外部投資家であり、LinkedIn、Yammer、Yelp、Quora、スペースXなどにも投資している「ペイパル・マフィア」のドン、ピーター・ティール氏による、起業のべき/べからず集。リーンスタートアップの無計画性と漸進性を一刀両断にし、「賛成する人がほとんどいない大切な真実」を証明するため、計画を立て、既存の10倍以上効率が良い方法を考えよ、と説く。筆者の信念を言語化しているので、やや観念的だったり、後付け的な説明が多いように感じた。
2015/03/10
Miyoshi Hirotaka
仮に、シリコンバレーの聖地パルアルトにイギリス料理店を開くとする。近郊も含めて他のレストランがないなら独占できる。但し、イギリス料理だけが好きな人ばかりでない限り独占は成立しない。さらに、他店の成功例をコピーしてどんなに改善や差別化をしたところで競合は激化するだけだ。真の独占企業とは、自分たちの市場をいくつかの異なる大きな市場の総和と位置づけ、独占であることをカモフラージュする。このためには、継続的な創造、つまり、「賛成する人がほとんどいない大切な真実」に目を向け、ゼロから一を生み出す努力が必要なのだ。
2017/11/09
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