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佐野洋子の「なに食ってんだ」

佐野洋子の「なに食ってんだ」

佐野洋子の「なに食ってんだ」

作家
佐野洋子
オフィス・ジロチョー
出版社
NHK出版
発売日
2018-03-08
ISBN
9784140817315
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佐野洋子の「なに食ってんだ」 / 感想・レビュー

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ぶち

この表紙のアナゴと中トロのお鮨の美味しそうなこと! テーブルの端から猫が手を伸ばして、お寿司を狙っているのも、佐野洋子さんらしい。 「"石ころ"から "一見さんを拒むような銀座の高級鮨店" まで、佐野さんが口に入れたモノのエピソードの数々を、すべての著作から厳選して抜粋した」と紹介文にあるように、佐野さんの "食の世界" を余すとこりなく伝えてくれています。 帯にある「佐野洋子のコトバには味がある」というのを実感できる読書でした。

2019/05/05

野のこ

佐野洋子さんの人生に口にしたものを厳選してぎゅっとまとめた一冊。なんだかお得な気分。高山なおみさんの帯のコメントにぐっときて ほんとその通りかも!って思った。どのエッセイや絵本も直球に伝わってきて力強い味がしました。楽しかった〜。「親子ドンブリ」とその後にくすっとなった。こんな偶然ってあるんや!!あと「松花堂弁当」の息子さんのエピソードが微笑ましかったです。美味しそうなのもたくさんあって、佐野洋子さん絶品のレバーペーストの隠し味は真似したいです。

2018/07/07

こばまり

口に入れてきたものについてのエッセイ集。鉛筆のお尻は私にも覚えあり。洋子さんの友人との距離感は絶妙で、かつてはぶっきらぼうだと思っていたが今読み返すとしみじみと可笑しい。つい手を伸ばしたくなる表紙も素晴らしい。

2018/05/21

あん

『100万回生きたねこ』で知られる佐野洋子さんの、石コロから銀座の握り寿司まで、「口に入れたもの」のエピソードの数々を、絵本、童話、エッセイ、小説など、すべての著作から厳選して抜粋した食事典。いわゆる作家さんの料理本ではなくて、食べ物の中に「たばこ」「下敷き」「帽子」が入っているところがビックリ。ところどころにレシピも載っていて、参考になりそうなものがたくさんありました。

2018/07/19

Kei

この強引な桶の寿司ネタに彼女の全てがあるような。だから、魅力的!平凡に色々食べたい私とは違います。読メさん方の本作に対するレビューが素晴らしすぎて、書くことがないよ〜〜。(笑)素敵な逸話と写真と詩、色々です。

2018/07/20

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