ライムスター宇多丸の「ラップ史」入門
ライムスター宇多丸の「ラップ史」入門 / 感想・レビュー
1959のコールマン
☆5。「文化系のためのヒップホップ入門」が「イヤミ」というか、ちょっと「上から目線」を感じたのに対し、この本は「パーティだぜ!楽しいぜ!」というノリで作られている。加えてこの本は日本のシーンも同時に書かれている。しかしよく脱線転覆しなかったもんだ。部外者にもよく分かるように下段に注を入れているが、それも間に合わないくらい話はどんどん進み置いてきぼりを食らい続ける。でも楽しい!! 面白い!! 下手な分析本よりこういったファン丸出しの本の方が、部外者が「何か楽しそうな事やっている」と入りやすい。好感がもてた。
2019/10/01
yutaro sata
アメリカのラップの歴史と日本のラップの歴史を交互に辿る本書は勉強になる。知らないこと一杯。そしてとにかく楽しい。楽しい。それぞれ断片的に聴いてきたラップがこの一冊で全部線になるような爽快感。そんなに歴史を詳しく知らないよという私のような人でも楽しめるし、めちゃめちゃ知ってる人でも、そうそうこういう流れがあったんだよねって振り返ることが出来て楽しい本だと思います。是非。
2022/12/25
ばんだねいっぺい
結局、ペイジャーじゃなくって、スチャダラパー(de la soul)からっていうのが日本らしさである気がする。日米を語るには、このページ数じゃ、全然、足りない(笑)比較すると見えてくるものがあるのが楽しい。
2019/09/28
zirou1984
2018年1月8日にNHK-FMで放送された「今日は1日“ラップ“三昧”の書籍化。ラジオでは計10時間の放送、158曲のプレイリストというボリュームで、1973年から現在におけるアメリカのシーン、それに対する日本の影響と反応を綺麗すぎるくらいにまとめてあり、改めて宇多丸さん生き証人だよなと感服する内容。こうやってヒップホップ/ラップ史を俯瞰してみると、このジャンルはターンテーブルやサンプラーからノートパソコンやインターネットと、アナログからデジタルを越えて時代の技術と常に並走していることがよくわかる。
2018/12/31
山田太郎
あんまり好きというか得意なジャンルではないものの有名なところ多いのでだいたいわかるといえばわかるけど、やっぱりどうも苦手というか。外国ものは英語分かんないので、何言ってるのか分かんないので、そうなると音だけ聞いても単調というかなんか飽きるしなと。かせきさいだぁとtokoyno1soulsetが一番好きだけど、ラップじゃないのかというかヒップホップとラップの違いがよくわかんないやと。
2021/05/01
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