自画像の魅力と謎: 自己を見つめた11人の画家たち (NHKライブラリー 142)
自画像の魅力と謎: 自己を見つめた11人の画家たち (NHKライブラリー 142) / 感想・レビュー
キムチ
筆者は当作品を書いたのが70歳を過ぎて。本職は文芸評論家。東大仏文出。 文章も、対象として取り上げた11人も極めて適切。 薄いビジュアルとはいえ、知識として軽く流すには十分な一冊。 個人的にレンブラント、デューラーに興味があった。日本では数人しか知らないし、この11人以外にもいるやも。 だが村山・佐伯・松本に代表される「性急に自分独自の表現へ行きつく」人生、「生と死の切迫したありようを、異様な集中力を持って描きだす」『自画像』の世界は読みながらも、苦しかった。丁寧に1章ずつ読んだとはいえ・・
2013/08/19
あられ
自画像を描く…そのミステリー感が、ゾクゾクした。強い意志を感じる表情に、どの作家も戦っているんだなと思った。
2018/09/27
Auristela
粟津則雄ってまだご存命なのね、それぞれの作家についてページの関係上、誤解を与えかねないバイオグラフィーを紹介しているけど、入り口にはいいかもしれませんね。
2017/06/14
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