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ダメ情報の見分けかた メディアと幸福につきあうために (生活人新書)

ダメ情報の見分けかた メディアと幸福につきあうために (生活人新書)

ダメ情報の見分けかた メディアと幸福につきあうために (生活人新書)

作家
荻上チキ
飯田泰之
鈴木謙介
出版社
NHK出版
発売日
2010-12-08
ISBN
9784140883341
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ダメ情報の見分けかた メディアと幸福につきあうために (生活人新書) / 感想・レビュー

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スパイク

おもしろくタメになった。「メディア・リテラシーとは何か?で、私たちはそのリテラシーをどのように育てていけばいいのかをメディアに従事する者、経済学者、政治学者3名がそれぞれの視点で教授してくれている、各分野でのアプローチを知るにおいて最新の社会科学の基礎が学べてお得感満載です。学者さんといえば「象牙の塔」の住人で世間知らずだというバイアスがかかりがちですがとんでもない。世間を知らんかったのは、わたし達でした。とても勉強になりました。やっぱり伊達に学問してるわけやあれへんな。

2015/09/06

GAKU

読友さんの感想の一部、『結論のでない問題はシャットアウトするという話で、AKBの前田VS大島、カレーVSラーメンを例に出し「本当の答え」を書いた経済の著者!あなたのセンスにシビレました。大爆笑!!』に対し、『その答え知りたい』とコメントした所、『話の前後の流れが解らないと笑えませんので、ご一読をおすすめします。』と返され一読しました。確かに読まないと笑えませんでした。その他の内容も面白く学べ、なんか自分がチョット頭良くなったような気がします。今更ながらなんでもかんでもメディアを鵜呑みにしたらいけませんね。

2015/09/12

佳音

もうすでにわかっている事が多々あった。だいぶ前に出た本でもあり、旬に読んでいないからだろうが、萩上チキさんの章は有効。メディアリテラシーという定義は、本によって微妙に違い不明瞭だが、彼の話はいい。情報に踊らされず、流言に騙されないためには、「取得」「判断」「発信」の三つの段階に分けて考え、其々の能力を伸ばしていく事が大切だという。特に「発信」能力を彼は重要視している。メディア検索手段を重視するのではなく、メディアリテラシーの基本中の基本「取得」「判断」「発信」の三段階をおさえた明確で読みやすい文章である。

2013/05/23

Shimaneko

いわゆる「メディア・リテラシー論」の入門編として興味深く読了。荻上チキによるまえがきがコンパクトながら実によくまとまってて、やっぱし平易な言葉できちんと論旨を要約できる人が本当に頭いいんだよなぁ、と本筋からやや外れたところでも納得。

2015/09/23

maito/まいと

かつてほど影響力があるわけではないけれど、やっぱりメディアの発信は、生活を変える力がある。もちろん間違っていることや行き過ぎたことも混じっており、一概に全てを鵜呑みには出来ない。メディアをどう利用し、どう付き合っていけばいいかを紹介した1冊。結局のところ、主体性の問題と、メディアをチェックしていく姿勢が大事という、メディア学らしい結論に落ち着いてしまったのが、なんだか物足りない。まだまだ我々は、メディアに振り回されていくポジションなんだなあ、と思ってしまう内容だ。

2016/11/17

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