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ぼくの絵本じゃあにぃ (NHK出版新書)

ぼくの絵本じゃあにぃ (NHK出版新書)

ぼくの絵本じゃあにぃ (NHK出版新書)

作家
荒井良二
出版社
NHK出版
発売日
2014-03-06
ISBN
9784140884294
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ぼくの絵本じゃあにぃ (NHK出版新書) / 感想・レビュー

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やすらぎ

ぼくの絵本には、風景のなかにちょこちょこと仕掛けがあるのです。子どもたちへのプレゼントだから。…絵本に何を描くのか。子どもたちが喜ぶものとは。考えれば考えるほど、何も描けなくなってしまう。好きなものを描き続けることは難しい。行き詰まるときは、発想をごちゃ混ぜにするのも醍醐味。…絵本は自分の中に眠る子どものドアをノックしてくれる。目覚めると、もっと楽しい世界が見えてくるかもしれない。大人も昔は子どもだった。子どももいつか大人になる。いつでも絵本を開くとき新たな世界が広がり、絵本を閉じるときに物語は刻まれる。

2022/03/09

ミカ

絵本は普段あまり読まないのですが…この本を読んで普段と変わらない日常も見方一つで全く違うということを学びました。これを知ってれば周りのほんの少しの変化でも心が満たされたり、関心を持てたり…1日1日大切にできそうな感じがします。 絵本にも興味を持ちました。 何かオススメの絵本があれば積極的に読もうと思います。

2015/12/19

booklight

子供の頃の自分を喜ばすような作品が原点にあり、社会的に意義のあるものを作っていきたいという思い、方法論的な深堀り、などで新井良二ができているのがよく分かった。「要求されたものをつくる」という部分にグラフィックデザイナー魂を感じる。「絵本の地図」を用意、ラフで「絵を描く自分を困らせる」、「物足りなさがページをめくる原動力になる」「ワークショップに家庭や仕事は持ち込まない」「ルールが人を開放する」などは洞察が深い。ワークショップで目的をはっきりさせず試行錯誤させる、というのがなるほど。絵が好みでないのが困る。

2021/02/21

けんとまん1007

絵本は、数は多くないが読んでいるし、読むのも好きだ。読むがいいのか、観ると言ったほうがいいのかはあるが、かみさんの影響でもある。荒井さんの絵本も読んだことがあるし、好みに合っている。そんな荒井さんのあれこれが、いっぱい詰まっている。絵本の世界に留まらず、広く、いろいろな表現手法を展開されていて、新たな側面を知ることが出来た。その根底にあるもの、考え方が興味深い。作る過程も含めての表現手法だ。

2015/07/08

anne@灯れ松明の火

新刊棚で。電車でのお出かけのお供に、文庫本を探していて。往復2時間半の間で、休みながらも読了。荒井さんの絵本は独特の世界が多いし、絵も「へたうま?」と思うものや「スゴイ!」と思うものなど、幅広い。この本で、荒井さんの想いに触れることができて、良かった。例に挙げられた絵本を探して、これと一緒に読んでみたら、また違う感想が持てそうだ。実は少し前にも新刊棚で見つけていたのだが、積読本が多くてスルーしていたのだが、読めて良かった!

2014/05/09

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