美術品でたどる マリー・アントワネットの生涯 (NHK出版新書)
美術品でたどる マリー・アントワネットの生涯 (NHK出版新書) / 感想・レビュー
美登利
アントワネット展、行きたいな~。初めてこの王妃の物語を読んだのは、多分小学校の高学年のころです。友人の家に立派な文学全集があり、そこで様々な海外文学を読みました。私はほとんどベルばらにはまらなかったので王妃の印象はその時のイメージのまま、時折見かける絵画が浮かびます。中野京子さんの本は他にも何冊か読んでいます。アントワネットに対する思い入れがかなり有るんだろうなぁと文章から時々感じました。ヴィジェの初期の作品のドレスのサテン生地の質感が、ビニールぽい膨らみだという絵画を是非間近で確認してみたいです!
2016/12/10
yanae
吉川さんの「マリーアントワネットの日記」を読んだところに、中野さん×マリーの本があったら手に取らないわけにいかない(笑)ということで読んでみました。中野さんらしく途中で絵の解説があるのが面白い。吉川さんの本のおかげで、この時はこうというのもわかるし、後半こうなるんだという覚悟もできました。前半部分は婚礼の絵(もしかしてデブに書かれてる?!とか思って)を凝視してしまったり(笑)後半は白髪になったマリーや、娘のもっていたシミーズ等しんみり読みました。マリーの人生がわかりやすく書かれていて面白く拝読しました。
2019/02/01
yumiko
何と言ってもベルばら世代!こんな題名が付いていたら直ぐ読みたくなっちゃう♬アントワネットの生涯を紐解きながら、関係した絵画や工芸品などを紹介。おそらく10月末から始まるアントワネット展の宣伝の意味もあるのだろう。今までの中野さんの著書からすると、ちょっと中途半端な感じがするかなあ。「絵画だけではなく美術全般」との帯文句ほどには目新しいものもないようだし…。どちらかと言うと初心者向けの一冊かなあと上から目線で言ってみる(^^;;
2016/10/15
さつき
小さい頃にベルばらのアニメに夢中になって以来、アントワネットには関心を持ち続けています。本書は色々な絵画や資料がコンパクトに入っているのが良いですね。彼女のコレクションした日本の漆器がすごく可愛らしいです。ヴァレンヌ逃亡の時に持参していた旅行鞄は初めて見ました。ギッシリ詰まった日用品にイニシャルが刻印されていて、やっぱり可愛い。趣味の良い人だったんだろうなぁと…
2017/11/29
ann
知ってることも、初めて知ることも、中野さんだからもう全てお任せして楽しめた。もう少し深く追求して欲しい、、、と毎回思わせる手腕はピカイチだと思う。
2020/09/10
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