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役者は下手なほうがいい (NHK出版新書)

役者は下手なほうがいい (NHK出版新書)

役者は下手なほうがいい (NHK出版新書)

作家
竹中直人
出版社
NHK出版
発売日
2016-12-08
ISBN
9784140885048
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役者は下手なほうがいい (NHK出版新書) / 感想・レビュー

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スパシーバ@日日是決戦

{2016年} 「コンプレックスのかたまりで常に自信がない。だからこそ自分じゃない人間になれる俳優に憧れた」「芝居なんて下手でいいと思う。上手くなる必要なんてないと思う。常に未知であること」。脚本は読まず、役作りもせず、型にはめられることを何より嫌ってきた。リアルタイムで観ていた形態模写(松田優作/ブルース・リー/草刈正雄/遠藤周作/松本清張/芥川龍之介)、「笑いながら怒る人」、マイケル・ジャクソン「スリラー」のパロディー「レスラー」のSP盤が未だ強烈に印象に残っている(笑)。60代に突入ですか..。

2017/02/11

ホークス

2016年刊。竹中氏の半生記。出演作や監督たちの事、中でも二度秀吉を演じた大河ドラマの話が面白かった。不安と劣等感が強く、そのくせ目立ちたがる厄介な性格。それが笑わせる芸につながりデビューするも、度々自信を無くしては落ち込む。不安を打ち消すために余裕のある体を装い、無用な挑戦を繰り返す。今でもキャラを作らないと喋れない、なんて言わなくていいのに正直な人だ。とても身につまされる。多くの人にも通じる話だろう。1956年生まれで邦画全盛期の残り香を知る世代。5才下の私はさっぱり知らないが、本書で少し勉強した。

2020/05/03

加山雄三になりたかった!とは知らなかったが、五社英雄とのエピソードがいい。オトコマエ。竹中さんじゃなくて、五社さんが。ごめん。

2017/02/24

紙魚ったれ

映画が好きで好きでたまらないってのがすごく伝わってきた。竹中直人がもっと好きになった。最後の方の色褪せて行くものに対する感傷に不覚にもうるっときた。とりあえずShall we dance?でも借りてきて見ようと思う。

2017/02/21

辺野錠

ひょうきんなオジサンという印象だった竹中直人さんは実際は何を考えているのかを知ることが出来たのが興味深かった。モノマネは自分に自信が無いから他の人になるためにやっているというのがイメージとは真逆で意外であった。演劇では役作りはしないという話も意外。様々な映画監督や自分が監督をやった時のエピソードも興味深かったポイント。

2017/02/14

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