アドラー 性格を変える心理学 (NHK出版新書 648)
アドラー 性格を変える心理学 (NHK出版新書 648) / 感想・レビュー
えいなえいな
性格を変えるためにはまず自分を知る事から。というわけでアドラーは性格をいくつかの種類に分類しています。本書の内容としてはほとんどは分類の説明に充てられておりますが、これはテレビ番組の書籍化なので仕方がないかと思います。分類自体もそれほど目新しいわけではないですが、アドラー心理学では性格は自分で望んでそうなっているということなので、自分が望めば性格は変えられるということです。そうは分かっていても難しいものですけどね。と考える僕はそれほど本気で性格を変えようとは思ってないようです。
2021/04/25
まゆまゆ
自分の性格は、10歳前後までの生活で自らが選択したもので、その選択は決して生まれつきでも偶然でもなく、自らが目的をもって選択したものである、というアドラーの説を紹介しながら、性格を分析していく内容。暗いと呼ばれる性格は、自ら人付き合いを回避しようと選択した結果。ただ変えようと思ってすぐ変えられるものでは当然ないので、なぜそう思うようになったかを遡って気付くことが性格を変えるポイントになる。
2021/06/14
紫の煙
性格は生まれつきのものではない。変えることが出来る。正確には、変える決心をする事が出来る。性格は、対人関係に於いて存在するものであり、1人で生きていけるなら、関係無い。実際には、人と関わりながら、人生の課題を解決していくしかない。
2023/06/24
きょん
性格(ライフスタイル)とは生来のものでなく、生育過程で自然と身に付くものでもなく、自らが選びとったものだ、というアドラー。これは結構ストンと落ちた。以前自分が不安症かと思っていたときは、身の回りの全てが心配の種だった。あるとき自分がその心配の種を育てているんだよな、と自覚してから、あえて楽観的な方向に舵を切れた。生きづらいと思うなら、まずは自分を少しずつでも変えてみる。それはなかなか困難ではあるが、試してみる価値はある。
2022/11/02
中島直人
人は、ある目的を達成するために、適と考える性格を自ら選び取っている。人生の目的は人間関係の中にこそ見出だされる。
2021/05/22
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