王道楽土の戦争 戦後60年篇 (NHKブックス 1046)
王道楽土の戦争 戦後60年篇 (NHKブックス 1046) / 感想・レビュー
がんぞ
著者は終戦の年生れ。題名からして戦後を描くかと思えば、戦前の構想が同一人によって戦後に実現した事例などを挙げて、2005年という時点から日米開戦にいたる日本の産業の発展を、たとえば「新幹線は、弾丸列車として戦前に構想があったが対米戦勃発で頓挫していた」というように言う。それは《侵略は悪》の視点で描くことに他ならない、大陸経営がうまくいっていたなら、満州国は平和だったのであり、必需品を禁輸し独裁者蒋介石を援助して戦乱を望んだアメリカは、戦勝で日本の支配していた太平洋西半分を取り上げたが望んだ支那大陸を失った
2013/10/10
Yuta Kimura
満州からの引揚者や満州国での産業構想が戦後日本の社会形成にいかなる影響を与えたかを書いております。
2014/09/01
takao
ふむ
2024/11/08
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