探究この世界 2009年4-5月 (NHK知る楽/月)
探究この世界 2009年4-5月 (NHK知る楽/月) / 感想・レビュー
たかさん
歌舞伎の代表的な出し物『暫』『菅原伝授手習鑑』『三人吉三廓初買』など8作品が紹介されている。単にストーリーだけではなく物語の歴史的変遷、歌舞伎用語の解説、作者のエピソードを読んでいると歌舞伎の舞台に引き込まれそうだ。片寄った風体や言動をした人々を指したのが「傾(かぶき)き者」で始まったそうだが、渋谷や新宿で髪の毛を赤や緑、 黄色などに染めて闊歩している若者はさしずめ「かぶき者」か。かぶきの舞台を見てなぜそうなっているのかと疑問を持てば、日本のあらゆることを知る楽しみにもつながるー作者のまとめの言葉。
2016/01/07
sawa
☆☆☆☆ テレビで放映されていたのは、最終回しか見れなかったのでテキストだけでもと。案外細かなことまで触れてあってすごく楽しめた。その分、分かりにくいというか難しい部分もあったので、やっぱりこれを副読本としてテレビで見てればよかった。
2010/12/02
石橋
入門編であまり目新しい情報はなかったけれど、松井今朝子の歌舞伎話はいつでも十分楽しめる。表紙と題名が特に良い。
2009/05/06
椎
松井今朝子さんに歌舞伎解説番組振ったNHK、GJ。視点が面白いし、このテキストもわかりやすい。blog読むと随分大変だったようだけど、おかげさまで楽しませていただいております。
2009/04/10
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