福沢諭吉『学問のすゝめ』 2011年7月 (100分 de 名著)
福沢諭吉『学問のすゝめ』 2011年7月 (100分 de 名著) / 感想・レビュー
肉尊
福沢諭吉の『学問のすゝめ』って読んだはずなんだけど、印象薄いんだよなぁ。というわけで再読の意味を含めて名著で復習。読後感はやっぱり味気ない。ご維新後と違って、文明に追いつけ追い越せって気概じゃないし、どちらかというと線香花火した後の頽廃というか、何かの目的を見出して突き進む時代じゃなくなっているのがこの書を味気ないものにしているのか、それとも解説者…、(・▽・)とにかく、失敗しないためには「棚卸し」=心の整理が必要だってさ。別に完璧じゃなくてもいいと思うんだけどね。
2021/01/13
M・U
久しぶりの再読。内容はある程度覚えていたが、この本の自分の考え方に対する影響力はだいぶ薄れてきていたなと感じた。しかし初読でインパクトの大きかったものは今では自分の考え方の一つとして定着している。これから先も何度も再読したいと思う。
2015/11/15
M・U
本を読むことで筆者の主張も理解しつつ、自分にあった、自分の身の丈にあった主張を発見し、それを自分に当てはめて考察し、最後は「じゃあ結局何を心掛ければいいの?どう行動すべきなの?」ということを簡単に一言で表す、自訓を見つけることが本を読む意義の一つであると思う。そういう意味でこの本は斉藤孝さんの解説の分かり易さもあって色々自訓を探せそうである。あと日本の近代化に積極的だった福沢諭吉と日本の近代化に危惧を持っていた夏目漱石の関係性が凄く気になった。
2015/03/29
こずえ
「ニーチェ」「孔子」「ドラッカー」と続いた中で、一番しっくりきた。原書即読む。(あ、いや齋藤訳で…w)諭吉さんすごい。お札にしてる場合じゃないです。むしろ小学5年くらいになったら授業で義務的にやるべきだ。明治の段階でここまで言ってた人がいるのに、日本人全く変わってない…。やっぱり大戦後教育だよなあ…。
2011/08/31
Ko14
自立すること、勉強することの大切さがわかりました。カラッとした人だったエピソードなど、大物は人とは違うんだなと思いました
2014/03/02
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