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カント『永遠平和のために』 2016年8月 (100分 de 名著)

カント『永遠平和のために』 2016年8月 (100分 de 名著)

カント『永遠平和のために』 2016年8月 (100分 de 名著)

作家
萱野稔人
出版社
NHK出版
発売日
2016-07-25
ISBN
9784142230655
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カント『永遠平和のために』 2016年8月 (100分 de 名著) / 感想・レビュー

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tsubomi

2022.04.13-06.25:カントというと『純粋理性批判』や『実践理性批判』で知られるドイツの哲学者。学校で習った「天上の星の輝きと我が心の内なる道徳律」という言葉が今も記憶に残っています。そのカントが提唱した国際平和の理念とルールが『永遠平和のために』。小さな国が多数集まって話しあうのが大きな国を一つ作るよりもいい、そのほうが多様な文化や価値観を守ることができる、という観点でのちの国際連合を作るときに参考にされたとか。人間の本性は邪悪であるという発想から出た平和を希求する心。目から鱗の名著でした。

2022/06/25

sakase

寺田俊郎先生の講義で カント『永遠平和のために』を勉強しました。カントは憲法9条を肯定する。戦争は違法。 永遠平和が人類の義務。 ☆4

2016/08/16

入江

萱野さんが横で話してくれているように感じるテキストです。わかりやすかったです。原作は途中で挫折したのですが、再チャレンジしてみます。

2016/08/25

けせらせら

人々が高い道徳意識を持たなくても問題解決の可能性はあるか がテーマ

2022/12/15

youmaysay

カントの著書は、専門家お墨付きの難解さということなので、なかなか読もうという気にならないけれど、普遍性に重きを置き例外・特別扱いを認めない考え方は嫌いじゃない。この本は「永遠平和のために」という題なので、自分の政治思想を語るために名著を利用していることを心配したが、そんなことはなく、あくまで解説に徹しておりその点もよかった。

2016/08/28

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