アドラー『人生の意味の心理学』 2016年10月(2016年2月の再放送) (100分 de 名著)
アドラー『人生の意味の心理学』 2016年10月(2016年2月の再放送) (100分 de 名著) / 感想・レビュー
としP
人は自分が意味付けした世界に生きている。経験の中から目的にかなうものを見つけ出す。人生は全て自分で決めている。自分のライフスタイル(自己観念、世界像、自己理想)を築き上げる。そして、自分で選択できる。/ 健全な劣等感とは、理想の自分との比較の中で生まれる。健全な優越性の追求とは 、自分にとってのプラスを目指して努力すること。他者比較ではない。/ 人間の悩みは全て対人関係にある。「課題の分離」/ 「自分自身の幸福と人類の幸福のためにもっとも貢献するのは共同体感覚である」「自己受容」「他者貢献」「他者信頼」
2016/10/16
入江
興味深く、付箋だらけになりました。過去の解釈は、プラスに変える。特に「他者からの承認欲求は捨てる」というのは衝撃でした。子育て論でも、褒めたり叱ったりしない「ありがとう」だけいう。人間は誰にも支配されていないから。たしかにそうですけど、ついつい子どもに言ってしまう。あと、上下関係があるから一時的でも平和状態を保てる気もします。うーむ、アドラー心理学が人気の訳が少しわかりました。面白い。
2016/10/27
pgin
番組放送時の「課題の分離」を見て衝撃を受けました。漠然と感じていた理不尽や、家庭環境や性格に問題があると思っていた生き辛さに、はっきりと簡潔に「その苦悩の正体はこれだ」と突きつけられました。『他人は好き勝手言うけど誰もその人生に責任を取ってくれない』思い当たる事ばかりです。人生やり直します。
2016/12/09
黒豆
メインテーマである共同体感覚とは、われわれのまわりには他者がいる。そして、われわれは他者と結びついて生きている。自分自身の幸福と人類のためにもっとも貢献するのは共同体感覚。心に残った内容。子供は叱ったり褒めたりでは育たない。平等とは、褒める叱るは上下関係、対等関係であれば=ありがとう。「人生の意味の心理学」読破にチャレンジへ
2016/10/25
koike
かなり以前にテレビで見かけて、ちゃんと知りたくなって買った本…を、数年越しにやっと読了。アドラー心理学的考え方ではこうだ〜みたいな本や漫画はずいぶん見かけるのだけど、アドラーがどうやってその思想に辿り着いたのか、本当に語っていることは何なのか、が分かりやすくまとまった一冊でした。大事なのはまず自分なのね。個人的には割と納得できる論が多く、なるほどーと頷きながら読めた部分が多かった。時間を空けてまた読みたい。
2021/10/03
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