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NHK出版 学びのきほん くらしのための料理学 (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)

NHK出版 学びのきほん くらしのための料理学 (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)

NHK出版 学びのきほん くらしのための料理学 (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)

作家
土井善晴
出版社
NHK出版
発売日
2021-03-25
ISBN
9784144072673
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NHK出版 学びのきほん くらしのための料理学 (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん) / 感想・レビュー

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こーた

無理せんでええ、分量なんかテキトーにやったらええねん。土井先生はきょうも優しい。テレビ同様の優しい語り口(といっても文章は関西弁ではないけれど)で教わる料理のきほん。そもそも料理とは何か、そんなちょー根源的なところから語り起こして、洋食と和食のちがいや〈ケ〉〈ハレ〉〈一汁一菜〉などおなじみのキーワードの意味をすっと理解できる。ケとハレの間にある〈日常のケハレ〉というのは知らなかったな。伝統や信仰などスピリチュアルな話から入って、はじめは、むむ、となるけど、読み進めると自然に納得できるから不思議だ。⇒

2021/09/06

アキ

NHK出版「学びのきほん」シリーズ。料理のプロが、料理とは何かを説く。料理とは理(ことわり)を料(はか)るもの。物事の筋道に従い、推して考えて、調理する、という意味。和食とは自然と人間の健全な関係から生まれたもの。西洋料理の混ぜる化学と違い、和食は和えることで素材の変化を楽しむ。違いを見つけることで感性が磨かれる。箸を横に置くのは日本だけ。その意味は結界であり、食事はその結界を解いて自然と人間が交わること。そのそも料理は利他である。作り手だけに負担がかからないよう日常の食事は1汁1菜を整えれば十分と説く。

2021/06/21

けんとまん1007

土井善晴先生の本は、5冊目くらい。読書メーターのジャンルでは哲学にしている。まさに、生きる哲学。頁をめくると、土井先生の顔が浮かび、声が聴こえてくるようだ。和食の立ち位置から始まり、和食の考え方、振る舞いまで、腑に落ちる。手抜きではなくて、要領よくということ。素材そのものを味わうこと。料理は、作ること食べることを、キチンと考えること。これは、生き方そのものだと思う。これができれば、自ずと穏やかで懐が深くなっていくと思う。

2022/07/24

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-cd8c38.html 時折読み返したい本です

2021/09/14

こばまり

体にすっと沁み入る感じ、このほっこりとした安心感。白湯のような本だと新じゃがを煮っ転がしながら思う。第6章の小見出し「料理をしないと失うもの」を「料理をしない夫というもの」に誤読。

2021/04/29

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