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別冊NHK100分de名著 果てしなき 石ノ森章太郎 (教養・文化シリーズ 別冊NHK100分de名著)

別冊NHK100分de名著 果てしなき 石ノ森章太郎 (教養・文化シリーズ 別冊NHK100分de名著)

別冊NHK100分de名著 果てしなき 石ノ森章太郎 (教養・文化シリーズ 別冊NHK100分de名著)

作家
ヤマザキマリ
名越康文
夏目房之介
宇野常寛
出版社
NHK出版
発売日
2021-07-26
ISBN
9784144072741
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別冊NHK100分de名著 果てしなき 石ノ森章太郎 (教養・文化シリーズ 別冊NHK100分de名著) / 感想・レビュー

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akihiko810/アカウント移行中

NHK100分de名著の石ノ森章太郎特集。「さるとびエっちゃん」「サイボーグ009」「佐武と市捕物控」「仮面ライダー」の考察。印象度A  夏目房之介による「佐武と市」の解説が、漫画史の中に石ノ森を位置づける試みで大変良かった。石ノ森は偉大な漫画家であると同時に、「仮面ライダー」などのプロデューサーの側面としても偉大だった。あと、若い宇野常寛が「仮面ライダー」を語るのは、オタクの鑑で非常に良かった。 夏目房之介も語っているが、「佐武と市」は「芸術に肉薄する漫画作品」だと思う。おそらく、石ノ森の最も

2023/06/14

kei-zu

各界の著名人が石ノ森章太郎の代表作を取り上げる。各人の「石ノ森体験」が楽しい。 私の個人的な経験としては、ソノラマ・コミックス版「仮面ライダー」にしびれた。同作は、本書で石ノ森の黄金期と指摘されている「佐武と市捕物控」と同時期の作品だ。 ライダーは、現代にも続くシリーズとなった。やはり人気シリーズの発端である「秘密戦隊戦隊ゴレンジャー」の開始を少年誌の誌面で見た際のワクワク感を今でも覚えている。 本書でも指摘があるように、石ノ森は偉大な「プロデューサー」であったと思う。

2021/08/14

まっと

子どもの頃、父が職場で借りてきてくれて読んだサイボーグ009。そこが石森章太郎ワールドとの出会い。何度も何度も、そしてその後も様々な作品をむさぼり読んだものでした。今、石ノ森作品についての(自分にとっての)新たな視点を与えてくれたこの本、テレビでの放送は観ていませんが、これまたむさぼるように一気読み。そしてここに展開されている見方も念頭にもう一度、石ノ森章太郎作品に入ってみたくなりました。まずは久方ぶりの佐武と市から。

2022/04/29

Iwata Kentaro

100分シリーズに外れ無し。今回も名越先生の009論とかとてもおもしろかった。が、薄い1冊に石ノ森全部乗せはやはり無理だったような。ヤマザキマリさんの安部公房はとてもよかったけど、今回はちょっと自分語りが多すぎてきつかったかも。

2023/06/09

訪問者

『サイボーグ009』の「地下帝国ヨミ篇」のラストを少年マガジンで読んだときの感動は忘れがたい。確か翌週から『幻魔大戦』が始まった記憶がある。夏目房之介の言うように『佐武と市捕物控』が最高傑作だろう。

2024/06/24

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