篤姫 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
篤姫 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) / 感想・レビュー
オリーブ
今なら煩わしく感じるような言葉遣い、所作などにうっとりしてしまう。ドラマを観ているとそれぞれの人物の内側に秘めた強さが絢爛豪華な衣装の美しさを上回っていることに感動する。岩倉具視演じる片岡鶴太郎さんが「役に憑依したい」と言っているが、「篤姫」の時代の人に会えない私たちは憑依した役者の方々の演技を観ることで当時を感じていたい気持ちでドラマを観るのだろう。ドラマの途中に入る奈良岡朋子さんのナレーションによってさらに日本語を母国語にしていることに誇りを感じさせてくれる。私も美しい日本語を使いたいものだ。
2015/05/31
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