真田丸 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
真田丸 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
大河ドラマや朝ドラが毎回楽しみというのは良いものだ。歴史物なんてオチはわかっている。なのに楽しみというのがまた良い。だからこういうパンフレット本も楽しく読む。先のあらすじは読むまいと思っていたが、ムラムラして辛抱たまらず読んでしまった。なるほどあれがそうなるか……実際のドラマを見るのがまた楽しみである。話を先読みしても楽しみなのが本当に楽しみな証しだろう。俳優達の解釈やスタッフの裏話、時代考証の解説。この世に仕事は山ほどあるものだと思う。9月下旬には大河ドラマストーリーの完結編が出るそうだ。楽しみである。
2016/07/10
はるを
実はガイドブックどころか大河をキチンと観た事が今まで一度もなかった。この「真田丸」も途中から観始めた。何故観始めたのかは186ページ「歴史と向き合う三谷脚本の極意」の「極意4」にて制作統括の吉川邦夫さんが話されている内容が理由である。毎回、理不尽な秀吉の命令にストレスを抱えながら落とし所を見つけていこうとして何とか真田が生き残る道を模索していく昌幸や生き恥を晒していく徳川家康に涙が出るくらい共感したし勇気ももらえた。
2016/07/16
星落秋風五丈原
大阪篇出演者のインタビュー、昌幸・昌相対談、秀吉子飼い対談、イケ叔父&松の夫&三十郎対談あり。北条氏政の汁かけご飯のレシピまで公開。リクエストがあったのだろうか。氏政の写真が髷を切り落とした状態なので北条攻めが間近なのを感じる。まだTwitterもインスタグラムもなかった11年前の「新撰組!」と違って今回は視聴者の反応がすぐにくるから俳優達も読んでいる節が窺える。
2016/05/21
どぶねずみ
田舎で育った青年が、大企業「豊臣」にコネ入社し、中枢部署に配属される。親が営む「真田」への利益誘導狙う、少々やっかいな新入社員。本書を開くと、このように説明されている。なるほど、わかりやすい。言われてみれば、そんな感じだ。本書ではドラマの内容から離れた秘話(着物の流行、娯楽、御文庫など)も面白い。29話までのあらすじを読んで、録画鑑賞のおさらいができたので、まだ観ていない37話以降を鑑賞後、完結編を借りよう。
2017/01/31
なつきネコ@中の人だよ!
大阪編から数々の大河で演じられている人物が多いために差別化が見所。普段はあまりみない片桐、宇喜田が目立つのは嬉しい。三成や秀吉も良悪の変化の良い。精神医学を取り入れた秀吉の変化は凄い。サウンドトラックを聞きましたが拘りをかんじる。他にも春日信達に処刑と真田信伊の追放に目をつけて昌幸の策略ネタを作り出す三谷さんはすごいな。地味に驚いたのは栗原さんが眼球の動きまで計算しているのはすごいわ。たしかに高木渉さんの演技はうまかった。コナンのイメージなかったから驚いた。殺陣師さんも苦労していろいろ考えているんだな。
2017/10/21
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