睡眠口座 (ハヤカワ・ミステリ 296)
睡眠口座 (ハヤカワ・ミステリ 296) / 感想・レビュー
えーきち
短編5作。 気になる展開でどの作品も一気読みも若干訳は読みにくいかなと。 スリルの妙味。
2018/12/20
AR読書記録
事件に巻き込まれた人、事件を起こした人、事件を解決する人、いろんな立場を書いた短編が入っているけれど、どの人も行動的、能動的という共通点はあって、その点においてなんだか読んでいて心地よいな。ただ流されるだけ、助けてもらうだけの人を応援する気になるのは、やはりちょいと難しいもんだ。話もうまいけど「ハミング・バード帰る」「マネキンさん今晩は」「小切手と花と弾丸と」といったタイトルもまた、しみじみいいなぁと思う。そこは訳者の手柄でもあるんだろけど。
2014/09/04
晴
ウイリアム・アイリッシュ『幻の女』を読んで、コーネル・ウールリッチ名義の作品にも興味を持ち、読んで見た。粒ぞろいの短編集で、短いながらも見事なサスペンス!スリル満点の良品ばかりでした。後味の良い結末が多いところもまた良し。ただ、作品によって翻訳の精度に差があり、読みにくさを感じたのが残念。翻訳次第ではもっと読書に集中できたのに。
2018/02/12
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