真鍮の家 (Hayakawa pocket mystery books)
真鍮の家 (Hayakawa pocket mystery books) / 感想・レビュー
カーゾン
M:発刊直後の高校生時代に読了して以来の再読。真鍮だらけの奇妙な家で起こる事件だということ以外筋すっかり忘れてました。奇矯な主と召使が住む古い館に客の一人(の付添い)として呼ばれたクイーン父が推理、当のエラリーは最終章のみ登場して二転三転した事件を収束に導くおいしい役柄。第12章以降結論→間違いでやり直し、が続き展開として面白いけど、最後は些か強引か。晩年の作にしては水準よりちょっと上かな? 5人の引退した警官が金は無いけど気持の良い人達でほのぼのした。探偵事務所開けると良いね。最後に、若い2人に幸あれ。
2024/07/06
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