バルザック刑事と女捜査官 (ハヤカワ・ミステリ 1534)
バルザック刑事と女捜査官 (ハヤカワ・ミステリ 1534) / 感想・レビュー
ゆきじん
ずいぶん昔に出版された本だが、今年読んだ中ではこれが一番面白かった。アッサリした語り口で嫌味なところや大袈裟なところもなくストーリーが進む。さらに、はじめに見えていた事件からどんどん拡大し、最後は始めには予想もつかなかった様相となる。このスピード感は特徴的。フランスにたまにあるパターンか。ルメートル、コメール、ミユツソもこんな要素がある。
2024/01/27
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