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ブルー・ドレスの女 (ハヤカワ・ミステリ 1602)

ブルー・ドレスの女 (ハヤカワ・ミステリ 1602)

ブルー・ドレスの女 (ハヤカワ・ミステリ 1602)

作家
ウォルター・モズリイ
Walter Mosley
坂本 憲一
出版社
早川書房
発売日
1993-09-01
ISBN
9784150016029
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ブルー・ドレスの女 (ハヤカワ・ミステリ 1602) / 感想・レビュー

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まふ

黒人作家ウォルター・モズリーの著。ロスを舞台にした黒人素人探偵が身体を張って殺人事件を解決する。ロスは白人警察官が黒人民間人をリンチすることで有名、という認識があったため、興味深く読んだ。事件そのものはそれほど複雑ではないが、黒人ならではの被差別視点からの物語の進行が見えたりした。とりわけ、「ブルードレスの女」がフランス人を名乗っているものの、実は「黒人」であった、となると、まさに黒人問題そのものではないか。さらりと書いているが、その内実は混然たる世界です。 G572/1000。

2024/07/23

ふう

【ガーディアン必読小説1000冊】【ガーディアン必読小説1000冊】#48 HPB1600番突破記念。舞台は1948年。戦争の痕と、黒人と白人の軋轢の話。1000書の中ではあまり読まれてない小説だろうけれども、けっこうハードボイルド。ハヤカワ・ポケットミステリの中では後期の本だけどいい本。HPB1602.

2015/07/26

よっぴ

ミステリ、ハードボイルド。。黒人の探偵物が読みたくなり手に取りました。翻訳物の特徴のひとつと感じる「人物の心理を自分と同化(理解)しにくい本」ではある。舞台の時代・場所・状況などあらゆる場面に現実的な暴力の予感を感じた。。。1948年、ロス。仕事を馘になった徴兵あがりの黒人イージー。彼は細やかで安定した何かを求めている。しかし彼には金が必要だった。非合法のバーにて、美しい白人女性ダフネ・モネを探す仕事が舞い込んできた。殺人も絡み、主人公イージーが探偵になっていく話。

2012/11/10

こまい

マウスが気になって仕方がないっす

2011/01/19

takeakisky

まあまあ面白いが、そこ止まり。イージー。この話の主人公には、ある種の奇矯さ、好きになれない要素、不協和音がない。キャラクターストーリーには、主人公の魅力が不可欠だけれど、惹きつける力が、残念ながら足りない。好きでたまらないけれど、隣にはいてほしいと思えない、というわけにはなっていない。常識的で非常にいい人。隣にいても気にならないどころか、いい友人になりそうな人だ。

2024/03/08

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