泥棒はボガートを夢見る―泥棒バーニイ・シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
泥棒はボガートを夢見る―泥棒バーニイ・シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) / 感想・レビュー
びぃごろ
【泥棒探偵バーニィシリーズ⑦】ハンフリー・ボガート「カサブランカ」のパロディである…映画、見ていないけれど大丈夫、面白かった(笑) アナトルリアの美女、イローナと恋に落ちるバーニイ。2週間毎晩2本ボガートの映画を見続ける二人。気分はすっかりボガートのバーニイ。今回はカッコつけすぎだぞ。テンポの良いキャロリンとの会話は鉄板。訳者あとがきがまた楽しい→バーニイの特技〈盗みに入ったアパートメントで、思いがけず死体を見つけてしまうこと〉趣味〈濡れ衣を着ること〉
2021/08/17
パンチ
バーニィシリーズ7作目。恋と映画スター。ボガートが憑依したような少し変なバーニィ。古い映画を観ているようだった。
2019/05/12
pyonko
泥棒バーニイ第七作。原題"The Burglar Who Thought He Was Bogart"。キーワードは映画というかハンフリー・ボガート。相変わらず流れるように話が進む。
2014/10/03
まさやん80
泥棒バーニイシリーズの第7作。題名でも分かるように、ハンフリー・ボガードに因んだ作品。バーニイは絶世の美女と毎日ハンフリー・ボガードの出演映画を見に毎夜映画館に通うが、その美女が突然姿を消し、バーニイはその謎に挑む。 幻の王国アナトルリアを巡る陰謀はピンとこないが、ハンフリー・ボガードにちなんだ台詞が頻出し、最後にはバーニイはボギーの真似までしてしまう。いつもながら、バーニイとキャロリンの掛け合いが楽しい。 それにしても、ハンフリー・ボガードというのは色んなクリエーターの琴線に触れるスターなのだなと思う。
2021/07/04
海星梨
妙なバーニィだなーっていうのが第一感想。政治がらみがタナーの領分、黄昏はスカダーの領分だと思っていたよー。映画とか全然見ないから見なきゃなーとか思いつつ、最後にバーニィがいつも通りに戻ってくれてよかったです。
2017/08/28
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