難破船 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
難破船 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) / 感想・レビュー
本木英朗
スティーヴンスンとオズボーンの合作2作目が、この作品である。俺は2006年に一度買って読んだことがある。今回が2回目だが、どうやら今回は途中からもうダメ、ということになってしまったようだ。非常に難しかったようにも覚える。それが二人のせいか、俺のせいなのかも、わからないけれどねー。まあいいや、うん。また10年以内にもう一度読んで借る。
2019/07/11
kasim
大好きなスティーヴンソンで、悪くはないけどちょっと冗漫…と思いつつ読んでたら、最後のクライマックスは面白かった!芸術家志望のパリでの青春もの、難破船の謎に振り回されるミステリー、その謎解きの海の冒険、と3本の別の小説があまり溶け合わずにつながっている感じ。ビジネス命の主人公の親友、口は悪いが誠意ある船長など、やっぱり人物描写にほれぼれ。実際の市場と連動する仮想市場で株取引をするのが最大の売りの「現代的」寄宿学校など、小技も面白い。
2016/04/09
まふゆ
南海で座礁したという船と積荷がアメリカの都会で競売にかけられる。全財産で競り落として、回収のために船を仕立てて地球を半周…もうちょっとましな稼業もあるだろうに…くどくど紆余曲折するストーリーがそれなりに楽しい。
Cresson
文体も読みやすく面白かったのだけれど、なぜこういう行動をするのか理解できない部分が要所要所にあって、話の進み方に納得できない。当時の文化的背景を理解していないから? いずれ、破産はやだなあ...。
2012/10/12
yooou
☆★★★★
2006/07/22
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