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ハリウッド警察特務隊 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1826) (ハヤカワ・ミステリ 1826)

ハリウッド警察特務隊 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1826) (ハヤカワ・ミステリ 1826)

ハリウッド警察特務隊 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1826) (ハヤカワ・ミステリ 1826)

作家
ジョゼフ・ウォンボー
小林宏明
出版社
早川書房
発売日
2009-07-09
ISBN
9784150018269
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ハリウッド警察特務隊 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1826) (ハヤカワ・ミステリ 1826) / 感想・レビュー

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bapaksejahtera

「ハリウッド警察25時」の続編。政治的公正の建前から議会や警察官僚は現場警察官の手足を縛る方向に向かう。社会の現実に苦闘する彼らを描いた前作とほぼ同様、ハリウッドを管轄する警察署を舞台とするのだが、本作ではそうした社会の軋轢を受けて考え出された、苦情処理を中心とする民事担当である地域防犯調停局CROつまりカラスと呼ばれる部隊が中心となり、悲喜交々の姿を見せてくれる。考えてみればCROは日本の警察活動の多くに近いが、その勤務環境は米国らしく凄まじい。推理や無理矢理の犯人当てはなく粛々と2段四百頁を楽しんだ。

2024/08/06

一乗寺隼人

ジョゼフ・ウォンボーはもっと紹介されてもいいと思うんだけど、いかがでしょう?

2019/05/28

三門 優祐

傑作。キャラクター造形は前作同様秀逸。前作はプロットの求心力が弱く、最後のひっくり返しもあまり効果的に機能していなかった。だが今回は、謎めいたメインストーリーを軸に、サブストーリーをちりばめていく方向に意図的に切り替えたようだ。ウォンボーの初期作品は、完全に絶版状態だが、新たに評価を得つつある現状、何らかの形で日の目を見るべきだと思う。

2009/09/21

newhavana

前作が面白かったので前作の八か月後を描く本作を連続読破。登場人物も半数ほど再登場。更にハリウッド地区トラブルバスターズのような特務隊登場で、世間末端の細々した軽罪処理が益々事細かに書き込まれてゆき、現場最前線で身体を張る制服警官たちの奮闘は前作以上に盛り上がる。同意判決とやらに雁字搦めになりながらも、やるべきことは必ずこなす警官達への著者の敬意と愛情に満ちた物語。コンプラ・ポリコレが米国でも悪弊化している状況が良くわかり同時代小説としての醍醐味もある。前作以上の喜劇調エピソードが多く、何度も爆笑できます。

2024/03/10

にゃー

前作の方が良かったなぁ。キャラの魅力がなくなった気がする。

2009/09/29

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