宇宙製造者 (ハヤカワ文庫 SF 18)
宇宙製造者 (ハヤカワ文庫 SF 18) / 感想・レビュー
kochi
陸軍歩兵中尉のカーギルは、非番の時に起こした事故の償いの為に24世紀に拉致される。そこでは、人類が、時間を操る能力を持つシャドウズ、フローター(自然愛好家)、トゥイーナー(都市生活者)に分かれ、一触即発の危機に瀕していた。それぞれの勢力と接触し、やがて、宇宙の真理に到達したカーギルは、危機を打開することができるのか?何と言っても「宇宙製造者」だ!どんな大ボラを吹いたら、宇宙の製造者になれるのやら?!? 古本屋で見つけたら、手に取ってみるのも良いかも。
2015/08/16
記憶喪失した男
ヴァン・ヴォクトの1953年の長編。冒頭の面白さはさすがだった。
2023/07/10
keik29
懐かしの口絵・イラスト付きのSF文庫。
2022/09/30
鐵太郎
1954年始め、朝鮮の戦場からロサンゼルスに戻ったモートン・カーギル大尉は、ある日不思議な手紙をもらいます。マリー・シャネットという死んだはずの女性からのもので、今夜8時半頃、ホテル・ギフォードで会ってもらいたいという。彼女に会いに行ったカーギルは、ホテルのバーでさらに驚くべき事を。・・・当時読んだ時は、魅力的な設定であり、世界でしたね。しかし今はもう魅力を感じません。残念。たったひとつ、岩淵さんのコンテ絵だけは、今も魅力的です。 ──色さえ塗らなければ。(笑)
2010/06/07
スターライト
朝鮮戦争帰りの中尉がある酒場で、酔った勢いでナンパした女性と自動車事故を起こす発端から始まり、彼は24世紀の未来へと移行させられる。そこでは自然愛好者族と都市生活者族が対立し、さらに”影”という謎めいた存在もからんでいて、中尉はそれにまきこまれるが…。ヴォクトがタイム・パラドックス・テーマに挑んだ作品。
2010/06/25
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