火星の戦士野獣の都 (ハヤカワ文庫 SF 57)
火星の戦士野獣の都 (ハヤカワ文庫 SF 57) / 感想・レビュー
イプシロン
宇宙と中世ファンタジーを融合させたSF小説の先駆者といえば、E・R・バローズであり、彼の火星シリーズはそうした作品だ。そんな火星シリーズをムアコックが書いたらこうなったというのが本作。しかし著者の思惑は既成ジャンルの革新ではなく、すべては心が作っている――人はそれぞれの物語のなかで生きている――ということを「信じるか、信じないか」を問うているのだろう。人はこの地上にあっても火星に生きることもできるのだ。自分の心が見た世界のなかで生きているのであり、それが人間の心(信条)というものではないのか? と。
2018/01/21
冬至楼均
バロウズタイプの一つ。未だにオリジナルは読めていないのだけど。
2015/02/28
洪七公
既読本
1984/12/10
錯乱坊
松本零士表紙の本で読みました。このシリーズ3巻なのに全部違う人がカバーと挿絵を担当しているので統一感が有りませんねぇ。
山一工房
簡明なストーリー展開だったけど、それはそれで良かった。
2016/10/02
感想・レビューをもっと見る