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地球0年 (ハヤカワ文庫 SF 96)

地球0年 (ハヤカワ文庫 SF 96)

地球0年 (ハヤカワ文庫 SF 96)

作家
矢野徹
出版社
早川書房
発売日
1978-11-22
ISBN
9784150100964
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地球0年 (ハヤカワ文庫 SF 96) / 感想・レビュー

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absinthe

人間性悪説を追求したような本。戦後日本とアメリカ進駐軍の関係を逆転させたような構図のお話。absintheは、読みながら何か違和感を感じた。確かに人間は残酷な一面を持つのは当たり前だが、ここに書かれている残酷さは大げさに描こうと空回りしている。私的な欲望に従ったセコイ残酷さばかりが目立つ。人間は、むしろ美名の仮面を被った、より狡猾で、これとはことなる残酷さを持っているように思う。

がんぞ

「日本は軽く済んだ方だ、横浜への水爆で首都圏が全滅した“だけ”だ」。南米大陸におりよく国連事務総長が居て難を免れたので、そこを臨時世界政府とした。州議会などほとんど総ての政治システムが壊滅し無政府状態になった北米大陸に自衛隊の派遣が要請されたが、銃社会のことゆえ抵抗組織がさっそく自発的に結成されテレビラジオは嘘だ、日本軍が来るのは救援じゃなくて征服だ戦え、と呼びかける。著者は従軍体験もあり、占領軍の通訳したのがきっかけで作家となった。逆に日本が占領軍であったらどのように振る舞うか、どんな宗教的信念があるか

2014/06/14

あるちょむ

ポストアポカリプス小説を探す中で出会った1冊 いくら「ヒャッハー!」な世界でも、常にレイプしか考えてない連中ばかりで「いや……ちょっとそれは……」となった。 これが書かれた時代の世相がそうだったのか、登場人物の倫理観が今の感覚で見ても眉を潜めるレベルで、途中でギブアップ 登場人物のぶっ飛ば方がFalloutみたいなら分かるけど、これはちょっとあっちすぎて……

2019/06/14

松田望

核戦争後、治安を守るためアメリカへ向かう自衛隊。日本人が白人女性を強姦、強姦、また強姦。これが戦争を知っている世代のリアルなのか……

2013/01/04

けいちゃっぷ

第3次世界大戦勃発!自衛隊はついににアメリカへ上陸する。

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