槍作りのラン (ハヤカワ文庫 SF 175)
槍作りのラン (ハヤカワ文庫 SF 175) / 感想・レビュー
錯乱坊
人類創世記のお話と言うか旧約聖書の神話をベースとした人類の夜明けのお話です。欧米の人が読むとそれなりに感銘があるのでしょうが、日本人的にはそうですか~的な印象しかありません。ハヤカワ文庫SFで比較的初期の青背なので出版当時それなりに期待を持って読み始めたのですが、『ベティアンよ帰れ』の方がよかったような。
Yoshiyuki Kobuna
ある種族を通して視た人類の曙の物語。その夜明け前から曙光が強くなってゆく過程で、様々な表現が文明レベルが低いときは低いなりの、レベルが上がるとそれなりな表現に変化してゆく。その技巧に感心した。
2016/01/19
あーしぇ
再読。1〜500番で、ふと読みたくなったものをランダムに読みかえすシリーズ第4弾。『ベティアンよ帰れ』ではなく、あえてこれ。ヒトの歴史上、愛・家族・社会・国家・言語・宗教、そして奴隷が誕生した瞬間ってこんな感じだったのだろうか。ひと世代の間にいろいろ進化しすぎではあるが(笑)、今読んでもまったく古さを感じない。
2015/03/01
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