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月は地獄だ! (ハヤカワ文庫 SF 226)

月は地獄だ! (ハヤカワ文庫 SF 226)

月は地獄だ! (ハヤカワ文庫 SF 226)

作家
ジョン・W・キャンベル
矢野徹
出版社
早川書房
発売日
1977-02-15
ISBN
9784150102265
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月は地獄だ! (ハヤカワ文庫 SF 226) / 感想・レビュー

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活字スキー

『影が行く』のJ・W・キャンベル作品ということではなく、古本屋でたまたまアンディ・ウィアー『火星の人』の原点となりそうな直球タイトルに惹かれて手に取ったもの。帰還船がトラブルに見舞われた月面探査の一行が、各人のスキルを駆使してサバイバルに奔走する展開はおおむね予想通り。記録者の主観で一日一日の出来事がテンポよく記述される形式も『火星の人』に共通するが、人数がけっこう多いこととかなりご都合主義的なDIYの数々から『無人島に生きる十六人』にも似た印象。ただし南の島とは比べものにならないほど過酷な環境だけど。

2022/12/31

Shimaneko

『火星の人』の書評や感想でよく引き合いに出されてたので借りてみたら、面白くてほぼ一気読み。いかにも古き良き時代の古典SFというか、アポロ計画以前に書かれた作品と知ってまたびっくり。

2015/07/12

美紗季あや

子供の頃、あこがれのお兄さんの本棚にあった本。ハードSFとはこういうものだと初めて知った本。以後、早川SF文庫を少し読み込んだ。

2020/02/11

ニミッツクラス

92年の3刷(初版は87年)を読んだ。カバーがレトロ・・おっと、外観の見栄えが良くなっただけで今でも月面探査はこんな感じじゃないか。本作では長い滞在期間、多い員数、月の裏側という賭けの様な状況で月探検に挑む。やがて明らかになるトラブルの原因は今後も無いとは断言できない(かな?)。日記風の月面でのサバイバルは・・喫緊の課題を当意即妙ながらも協力し合って最低限クリアしていく様はプロ集団らしさが良い意味で出ている。幾分御都合な場面もあるが、例えばクラークが書いてもこんな雰囲気になるのだろうとは思う。★★★☆☆☆

2015/07/29

ウラー

面白かった。月でのサバイバルを描いた作品。日記形式の文章か、前半の辛い時期とその後の希望が見え始める時期の心境が見事に伝わってくる。

2014/06/05

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