KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

果しなき旅路 (ハヤカワ文庫 SF ヘ 8-1 ピープル・シリーズ)

果しなき旅路 (ハヤカワ文庫 SF ヘ 8-1 ピープル・シリーズ)

果しなき旅路 (ハヤカワ文庫 SF ヘ 8-1 ピープル・シリーズ)

作家
ゼナ・ヘンダースン
深町眞理子
出版社
早川書房
発売日
1978-07-01
ISBN
9784150103002
amazonで購入する

果しなき旅路 (ハヤカワ文庫 SF ヘ 8-1 ピープル・シリーズ) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

リー・ホームズは生きることに希望を見出せず、死に場所を探し求めて彷徨っていた。そこで出会ったのは・・。ピープルシリーズ第1弾。恩田陸さんの「光の帝国」とよく似ていると思ったら、ナルホド。この作品が恩田さんに影響を与えたのですね。SF小説という言葉でひとくくりしてしまうには勿体ない話だなと思いました。自分は一体何者なのか。そして自分が進むべき道を探し求める話でした。面白かったのですが、ただ最後がちょっと消化不良!リーが最終的にどうなったのかを知りたかったです。★★★★

2012/01/10

たまご

異星人に名を借りた,「世の中」で違和感や疎外感,生きづらさを感じている人々のお話と思いました.皆そうだからこそ,相互に受け入れて,優しい.自分が受け入れられる理想郷が叙情たっぷりに描かれてました.とても映像的で,フランチャー・キッドの月夜の幻想的なシーン,最終話の洞窟のシーンが印象深い.そして大人な三角関係(というと一気に通俗的になる…)は美しい.この彼らの能力を利用しようとする外界人(=私たち人間)とかが出てこなくてドロドロしないのもまたちょっとノスタルジックでよいですね.

2022/09/03

k16

『光の帝国』読む前に予習。 故郷を失った異能力者〈同胞〉達が能力を隠し地球で暮らす様6短編を〈同胞〉カレンと〈外界人〉リーの物語が繋ぐ。 〈同胞〉は能力以外はなんら地球人と変わらないみたい。 面白かったもののリーの物語結末がよくわからなかったな。 教師ネタが多かった印象。

2021/12/07

siva

恩田陸の光の帝国の元ネタと聴いて。最初は読みづらかったがだんだん引き込まれていく。結果的に読んだばかりのツリーと同じような‥ゴニョゴニョ読みづらさは翻訳のせいか時代のせいか‥言葉遣い古っ!翻訳誰⁉︎と確認したらまさかの深町真理子さん。こりゃ元々の文体のせいだね、と結論。

2016/02/29

つるら@turulaJB

■深町真理子訳 1978.7■SF300, 原著は1959■短編6編を幕間でつなぐ連作集■地球に遭難した”同胞(ピープル)”が世間から隠れながらも仲間を見つけていく■前から読みたかったシリーズだったけど、収録作に似たようなパターンが多いのでちょっと飽きた。■最初読んでて思い出したのはポール・アンダーソンの『百万年の船』(稀に生まれる”不死人”達が生き残り、彷徨いながら仲間を探す物語)なんだけど、話の方向はかなり違った。■■■■

2019/04/08

感想・レビューをもっと見る